北朝鮮のミサイル問題で強硬姿勢を打ち出した日本だったが、国連安保理での雲行きが段々怪しくなってきている。中国が北朝鮮を説得中というが、実は中国の外務次官は北朝鮮にいるだけで、安保理での切り崩し工作のための時間稼ぎではないかとも囁かれている。
日本の周囲はこんなヤバい国ばかりだったのかと、今更ながら愕然としてしまうが、国連も大して役にはたたず、米国もここへ来て中国に気を使い始めており、結局このままでは日本は孤立してしまう危険さえ出てきたといえる。
対米一辺倒外交のツケが回ってきたともいえるのだが、それにしても日本の外交、結局のところ外務省の無為無策ぶりが露呈したともいえる。国連がらみで言うと、常任理事国入りの問題で失態を演じたのが記憶に新しい。米国と仲良くしているという割に、結局米国の真意が読みきれずに、というかあまり米国と事前の打ち合わせが不十分なまま突き進んで、結局最後に米国に裏切られた格好になってしまっている。
一体、多くの予算を使って外務省は米国をはじめとする外国で何をしているのだろう?プールつきの大使館を新築したりワインを買いあさっても、それを有効活用してくれれば何の問題もない。しかし、海外旅行・ホームステイ気分で外国へ行き、外国でお役所仕事の延長をやっているだけだとしたら、全く許せない、というか正直情けなくなる。
外務省に入る人間は、どうしても人材がその関係者に限られてしまい、他の省庁よりも身内意識が強い、ともいわれる。狭い世界の中での序列で、出世から何から全て決まっているのだとすれば、これはまさしく戦前の軍部と同じである。もっといろいろな人材を登用して、外交交渉が有利に展開できないものかと思う。商社などで海外勤務の長かったような人が、今の日本になら大勢いるはずで、人材そのものがいないわけではないと思うのだが、どうだろうか。
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