イラクからの陸自撤退が決まり、ここまで自衛隊員に一人の犠牲者も出ず、本当に安堵している。派遣当初は、必ず犠牲者が出ると予想されていたので、ここまでの経過は本当に奇跡とさえ言えるかもしれない。
さて、今回の件についてのマスコミの反応だが、相変わらず批判的な論調が多い。米国の強い要請を受け、小泉首相には他の選択肢がなかったことはわかっているはずなのに、今回の派遣の問題点などをあげつらい、とにかく何とか「失敗」という結論に持っていこうとする論調に、少しうんざりさせられた。
小泉政権はこの9月で終わりを迎えるが、この間、小泉批判を繰り返してきた人たちは、どちらかというとこれまで「政治のプロ」を自認していたような人が多いような気がする。これまでの常識が小泉政権には通用せず、ことごとく予測をはずされ、憤懣やるかたないといった印象だった。一方、こうした人たちは意外に民主党の小沢代表の支持者が多いようにも感じた。
私は小泉政権の施策が全て正しかったなどとは思っていないし、確かに問題点もあったとは思う。しかし、小泉政権以前の政権で、良かったと思える政権も浮かんでこない。一方、民主党代表に就任後の小沢氏は、これまでよりはよくその任を全うしているとは思うが、それでも「小沢政権」ができて欲しいとは思わない。首相を辞めた後、小泉氏が自らの政権を振り返って、どのような発言をするのか、私は密かに期待している。
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