第二次世界大戦から年数が経ち、色んな資料が公開されるようになって来たせいか、当時の日本に関する記録を本で読んだりすることが多い。
第二次大戦前にノモンハン事件というのがあり、日本はそこでソ連相手に大損害を被ったというのは有名な史実だが、その時も、現場の兵士はかなり勇敢だったようで、敵の大将の日記には、日本軍について、「いざとなると大佐クラスまでが突進して来て、これほど勇敢な兵隊は見たことがない」と記す一方、「上層部は全く無能かバカとしか思えない」と記していたそうである。また、米国との戦争でガダルカナル島の戦闘は有名だが、その時の生き残りの人の話が伝わっていて、(日本軍が)いざ撤退する時になって、こんなに将校が多かったのか、というのが兵隊たちの実感だったそうな。つまり、戦闘中は洞窟の奥に隠れていて、撤退する時にぞろぞろ出てきたということらしい。
翻って現在はどうかというと、事態は全く同じ構図だと思う。日銀の福井総裁は、ゼロ金利で一般国民に犠牲を強いておきながら、自分はちゃっかりインサイダーまがいのやり方で利益を上げる・・・。ばれても辞任せず開き直る有様である。彼らは自らをエリートだと思っているのかもしれないが、こういったことはエリートではなく卑怯者のやることだ。
冷戦後の世界を、第一次大戦後の世界とよく似た状況だとする意見があるが、もしそうだとすると、現在の日本の状況は非常に危険な兆候が現れてきていると思う。
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