最近になり、医師不足が一般の話題にものぼるようになった。新臨床研修制度がスタートして、大学病院に研修医が残らなくなったため、今度は大学側が一般病院から医師を集めようとする動きが全国で一斉に顕在化し、医師、特に勤務医の慢性的な不足が明るみに出た、というところだろうか。
自分が、医学部に入学した頃は、「これから医師過剰時代が来る」と散々言われていた。しかし、それからもう20年以上経っているが、一度も「医師過剰」で医師が就職難に陥っている、という話は、(バブル期、バブル崩壊後を問わず)未だに聞いたことがない。
最初に言い始めたのはマスコミなのか、それとも厚生(労働)省なのかは知らないが、一時期、医学部の入学定員の削減や、医師国家試験に合格してもすぐに保険医資格を与えない、などの動きがあったところから考えると、「火元」は後者と考えてよさそうである。
数字だけを見て物事を判断・予測するのは、極めて危険だということの一例だと思うが、今叫ばれている「少子高齢化」「医療費削減」といった題目も、同じ「火元」から出ているとすると、極めて危険なスローガンと言えるかもしれない。
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日本の医師はH27年には過剰になるとのことが、掲示板にかかれていました・・・
単純に考えて、日本の人口が今後増えないので、一次的には高齢者が増えて患者数も増えるけど、その先は減少なんでしょうね。
結局少ないパイの取り合いなのか?
おそらく医師でも、勝ち組負け組みが出てくると思います。
年収5-600万の医師がいる一方、年収4-5000を稼ぐ勤務医など・・・
いかが思われますか?
また、H27には医師過剰になる、との推計があるとのことですが、こうした予測は大抵外れるものだと思います。なにせ、「医師過剰時代到来」といわれて既に20年近くたっているのに、現在もこの「医師不足」の有様ですから・・・。
医師の収入に関しては、むしろ格差をつけるべきと思っています。8時~17時の勤務で手術も当直も呼び出しもない医師と、月10回以上の当直・呼び出しがあり緊急手術も多く疲労困憊の産婦人科医の給料が同じでは、誰も後者になろうとはしません。
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