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病院では保険の種類を見れば、その患者さんが生活保護を受けているかどうか一目瞭然です。
若くて、元気で、本物かどうか知らないけどブランドバックを持っている人が生活保護を受けている現状を目の当たりにしています。
一体彼ら、彼女らはどうして働かずに国からお金がもらえるのか?
その反面、必死で空き缶拾いをしてもホームレスの方、朝から晩まで派遣で働いてもネットカフェで過ごすしかできない方もいます。
生活保護を受けられたら真面目に働いている人よりいい暮らしができる。
真面目に納めた年金よりもたくさんもらえる。
それなら働かずに国から金を分捕ってやろう、と考える人が一定の割合でいても不思議ではありません。
実際、そんな考えの人がどんどん増えているように思います。
若いうちは親のすねをかじりながら、適当にバイトをして日銭を稼ぎ、親が死んだら財産を売り払って、働けなくなったら、働くのが嫌になったら、生活保護で悠々自適だから心配ない。
苦労して学歴を得たり、辛いことを我慢して働くなんてバカバカしい。
そんな世の中を舐めた若者が急増しています。
やむを得ず社会的弱者になった人々を救うべき社会保障制度が、堕落した人間を生み出す源になっているとしたら、本末転倒です。
つまり、堕落した人間を過保護なまでに庇護することにより、より一層堕落した人間にしてしまう、また堕落した人間の割合が増える。
堕落した人間が増えれば治安も悪くなり、真面目に働いている人間の意欲も失せる。
社会不安を解消するための社会保障制度が、社会不安を増幅する大きな誘因になっているわけです。
これは大きな社会問題です。
弱者の味方が大好きなマスコミはほとんど触れません。
弱者が保護されずに餓死すれば大きなニュースにしますが、不正に保護されている何十万という人々の存在は見て見ぬふり。
どう考えてもおかしいですよね?
不況である。
株価は低迷、派遣切りが横行。
ワーキングプアの急増。
ネットカフェ難民なるものまで出現。
生活保護受給者も110万世帯を突破し、急増している。
稀なケースだが、生活保護を受けられず、餓死する気の毒な人もいる。
そうかと思えば、元気で若いのに生活保護を受給し、働かずにいい暮らしをしている者も目立つ。
社会保障制度は必要だ。
貧困による餓死者は社会が防ぐ。
救済されるべき弱者は存在し、制度で守るべきだ。
しかし、その運用は難しい。
現状では決していい運用とは言えない。
医師として働き出して、初めてこの世の中に生活保護を受けている人がこんなに多いということを知った。しかも、彼らの多くは元気で、軽作業ぐらいなら十分できるのに、貴族のように昼からパチンコや飲酒、喫煙で時間を潰している。
人は労働によって自らの生活を成立させている、それが当然だと思っていたので、カルチャーショックであった。
それと同時に、必死に働いて納めた税金が、彼らが遊んで暮らす金となっていることに怒りを感じている。その怒りは薄れるどころか、増加するばかりだ。
社会保障制度について勉強し、問題点をあげ、私論を展開したい。