「やっぱり紙カルテより、電子カルテの方がいいなぁ…」
…なんて、外勤先で話したりすることがありますが、
「~の方がいい」という場合、そこには比較の尺度と比較の対象が存在します。
電子カルテと紙カルテ、
みなさまにとって「比較の尺度」は何でしょうか?
今日ご紹介のNEJMの論文では、糖尿病ケアの質を比較の尺度としています。
どのような尺度かというと、
Better Health's Clinical Advisory Committee の定めた9つの基準(4つの診療基準と5つのアウトカム基準)を用いています。
具体的には、① HbA1c測定、② 微量アルブミン尿測定 (ACEI or ARBの適切な処方)、③ 眼科受診、④ 肺炎球菌ワクチン を行っているかという診療基準と、
① HbA1c<8.0%、② BP <140/80mmHg, ③ LDL<100mg/dl or statin内服, ④ BMI<30, ⑤禁煙 という中間的なアウトカム基準です。
この研究では、こうして、いいか悪いかが判断されています。
最近、日本から多くの臨床研究が発表されていますが、
医療の質の評価は、日本で遅れている分野のひとつだなぁと感じます。
若紫
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