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2010.06.17 19:30 |  診療  |  研究  |  その他(医療関連)  |  その他  |  若紫  | 推薦数 : 1

第四十三夜

700年のときを経て解明されつつある聖女の死因

13世紀のイタリアで数々の奇跡をおこした聖女サンタローザの死因は、
心室内血栓ではないかとLancetに報告され、BBCでも取り上げられました。

長らくサンタローザの死因は結核といわれていましたが、
同研究チームは1999年 Cantrell's syndrome の可能性を指摘

Cantrell症候群は、臍上部腹壁正中欠損、胸骨下部欠損、横隔膜前方欠損、横隔膜部心膜欠損、心内奇形の5徴とする先天異常ですが、

心内奇形のうち心室瘤は頻度が多く、その部位での血栓→塞栓を合併しやすく、
今回の報告につながっています。

 

聖女サンタローザが亡くなったのは、1252年。

…700年のときを超えて彼女の死因が解明されようとしています。

 

若紫

 

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