2010.03.30 08:39 |  診療  |  おっさん  | 推薦数 : 0

医療のグランドデザイン

もうそろそろ、枝葉末節の議論はやめて、本質的にどういう医療をしていくべきなのか。。

医療をもっと広げて福祉、さらにひろげて社会保障費をどうすべきなのか、、を考える時期にきている。

 

まず、ひとつだけ決定的に認識が必要なのは。。。

 

日本は貧乏になっているし、これからもっとそうなるということだ。

 

今年度の予算収入が37兆円、、え、あの頃、そんなに金があったんだ、、と言われる時代がくる。

一体、何に対して、そんなにお金が出ていくのか。。

またその構造を作ったのは、誰なのか、政策なのか。。

 

今年度の予算編成が異常だとしても、いわば新しい政権で、花火のように、「お祝い」するのは、避けて通れなかったろう。

しかし、無論、、来年度の不況が多少とも回復すればの話だが、おそらく、回復しない。特に日本においては。。

だとしても、国債ばらまき予算ではたして、いいのか。。

 

日本は自国国民が世界的に教育水準が高いと勘違いしている人がまだ多いかもしれない。

ファイナンスや歴史、政治の素養においては、おそらく先進国中最もレベルが低い。

 

お金がないのなら、持っている奴からとるしかない。

となると、金持ちを叩けばよい。。

という論理になってしまうと、おそらく新しい産業は何も生まれない。

ホリエモンや江副をつぶして日本経済は復活したのだろうか。

 

こう考えていくと、少なくとも日本が亡国しないためには、医療がみずからいろんなコストカットをしなければならない。

いや、もう削れないよと思っていても、経営の勉強をしている医者などほとんどいないし、そんなこと、医学部では習ってない。

なのに、時代は、競争原理が押し寄せており、またそれにあわせて生きていかなければならない自己保存の法則が働く。

 

おそらくは何度か私が主張しているように、専門医の既得権益意識がつよくなり、後から入ってくる、研修医の専門性ハードルがメチャクチャ高くなる。

一部を除いて、研修医は奴隷期間がとても長くなるだろう。

後期研修医、10年とか。。

 

無論、開業するしかないわけである。。。

 

これは、正規雇用、非正規雇用の問題といっしょだ。

正規雇用を守るために、非正規雇用を犠牲にする日本の労働市場といっしょだ。

 

幸い、医者の世界はまだ、雇用流動性が高いと言えるが、おそらく大学病院などは、下からどんどん、奴隷化状態を強化するだろう。

 

こうした問題を解決するには、患者のフリーアクセスを止めてもらうしかない。そして、過剰検査と投薬でしか成り立たない診療報酬体系を改めてもらうしかない。

 

医療器具や薬剤など、そろそろ国産で代用してはどうか。

おそらくコストは3分の1だ。

 

それでもまだまだ、医療コストは高すぎるのだ。

 

いまのままの医療界であれば、現在30歳以下のドクターの未来は暗い。

医者の自殺者が増えるのは間違いない。

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