江戸時代、徳川家康が国を統一し、平和国家を作るために、したことは、戦功のある部下の首をきることだった。
お家お取りつぶし、などというのか。
当時は、各地域の大名?は世襲だったから、大名がいなくなるということは、それが他の人物にかわるということだった。
つまりそういうことでしか、トップの交代はなかった。
外国の侵略がなければ、発展こそないものの、確かに平和であろう。
外国に攻めゆくこともない。
革命的発展、政治的闘争は限りなく少ない。軽いひがみ合い程度ですむ。それとて、お家お取りつぶしで、解決すればいいのだ。それでその雰囲気は常に参勤交代で、「監査」する。
このような平和国家は当然のことながら全体としては、とても貧しかったと思う。
イメージ的には個人的な感想だが、初期から中期のキューバに近いのではないかと思う。
もっとも、亡命はほとんどなかったろうが。。
しかし、世界が交通網の発展によってつながりだしたとき、日本だけが、そのような「平和」を享受するわけにはいかなくなった。
ペリー来航に、驚いたのも無理はないと予想される。
日本に明治維新が起こったのも当然だ。
もはや徳川幕府には再生能力がなかったのだろう。
そして、明治維新を作った者たちは、「官僚制度」をとりいれた。これは世襲ではなく、あくまで、能力主義に基づいた、行政制度だ、と思っていた。多少偏りはあるが、とりあえず、世襲でなく、一般大衆から行政官をつのる制度であったから、やはり、実力揃いの連中が集まる。かれらは次第に力を持つようになる。
一定期間毎年人材が確保され、一定期間後退職する。この制度が一度動き出したら最後、止まろうはずもない。
少なくとも自己浄化は無理だと思う。
これを変えようとした政治家もいたが、だいたい、つぶされている。
しかし、アメリカにより、1945年、一部が解体された。
それが、中曽根康弘や後藤田正治を輩出した、内務省である。
そして、もう一度1990年頃、バブル崩壊後、調度ミスター円こと、榊原英資が、大蔵局長をしていたこと、ノーパンしゃぶしゃぶなど、一連の事件が誘導され、名前が「財務省」となった。大蔵省の名は、2000年も続いていたのにである。
現在も大蔵省とアメリカの戦い?は続いている。
時にアメリカにすりより、時に裏ではアメリカに逆らい、行政機構を維持させようと必死になっている。
明治維新から数えて150年以上も続いている、この体制は果たして崩れるだろうか?
また崩れるとして、どのような行政機構が必要なのだろうか。
無論、行政機構を考える前に、理念が必要なのはいうまでもない。
明治維新ではそれが、「富国強兵」「和魂洋才」であった。
またそういう時代に戻るのだけは避けたい。
ただ、大衆は食べられていれば満足、という雰囲気もある。
また、格差社会の是正とはいうが、それによって真っ先に叩かれるのは医者であることは覚悟すべきだ。
なにしろ、働くことも、働いても食えない人が増えてくれば、貧乏かもしれないが、食べていける医師は羨望の的になる、それくらい、国が貧しくなる可能性があるからだ。
歯科医業界が悲惨なことになっている、それと同じ事が医師の業界でも起こる可能性が高いと思う。
対岸の火事ではないと思う。
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