政治家にも年季や経験が重要なのだろうか。
やはりそうだろう、どんなに頭がよくても知らないことに対応することはできない。
政治はそんな世界だろう。
小沢一郎という人は、27歳で父親の跡を継いで国家議員となり、田中角栄の後ろ立てて頭角をあらわしてきた。
経世会を作ったが、ロッキード裁判に関する限り最後まで田中角栄に義理立てした。
すでに40年近く国会議員をしている。
40代で、アメリカとの折衝の主役となり、幹事長をつとめ、非自民政権を細川をおもてにだして作った。
(小選挙区は余計なことだったかもしれんが、ひとまず、世襲をやめてもらえば、この選挙制度も意味があるのかもしれない。)
政官財の裏も表も、公明党の弱点もつよみも知り尽くしている。
したがって、この時期に辞任することは、どうも、日曜日のサンプロの管直人の発言のニュアンスからあらかじめきめていたようだ。
地方紙に、小沢代表辞任の民主党内のプロセスがのっていた。こういうのは当事者のコメントをのせているだけどうも、ホント臭いのだが、逆に、ちょっと政治をかじっている私のような人間はだまされやすい。
40年も政治家をやっている奴というのは、しかも、政権の中枢にいた人間というのは、果てしなく図太い、と想像する。
「秘書が自殺」したくらいでは動じないのだ。
民主党最高顧問とよばれる、渡辺が話していたが、秘書が逮捕された当日、小沢は彼と将棋をさしており全く動じなかったという。
政治家にはそれくらいの図太さが必要だ。
検察の前にひざまずいた、「辞任」が、演出されなかったということ、また、補正予算後に、代表選挙をおこなうというのが、一番のミソであり、麻生はそのあいだ解散ができないのだ。もし、解散したら、「小沢代表」のまま、解散であり、大衆的には「辞任会見」をして、ミソギをすませたとみなされる。
いずれにしろ、選挙では自民公明が大敗する。
辞任会見において、マスコミが西松建設の説明がされていないと連呼するあたりも織り込み済みだろう。
だから、議員を止めるなど、離党するなど、かつての加藤紘一のようなことはけしてしない。そういう質問の時は語気を荒げた。
管直人、岡田、前原では、民主党はすぐにつぶされる。
政治中枢にいた経験がほとんどないからだ。
個人的には好きな管直人であるが、ダークなイメージはあまりにも似合わない。どうせ、1回は総理になれると思っているので、そばからじっとしている奴。。
しかし、その図々しさも政治には必要だろう。
小沢の不幸に乗じるというか。
政治は泥臭い、きな臭い、そのなかで、国民の利益を模索しなくてはならない。
政治と金で官僚が政治家を「罰する」たびに、世の中に閉塞感が蔓延すると感じるのは私だけだろうか。
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