多分、現在、20代から30代の医者は貧乏って言うのを知らないだろうなと思われる。日本がもっともをお金を持っていたときに非労働者世代だったからだ。子供の頃からものにあふれ、「自由に生きることが良いことだ。」と、モラトリアムと称して、アルバイトで生きる人生もいいじゃないかという社会的な肝要さがまだあった。
やりたい仕事がなければ「バイトでも」すればいいではないかと、そういう感覚が日本という国は長く続いていた。
実際、高学歴の浮浪者?みたいな人が意外に多い、そんな不思議な現象が許されていた。
立花隆の「青春漂流」って本があるんですね。まあ、社会からはぐれた若者が、好きな仕事をみつけて、自分探しをする、まあ、とりあえず、成功している人を優先するわけだけど。立花自身も東大を2回出て、バーテンダーやって、記者になって、という漂流そのものの人生なんだが、田中角栄でブレークして、今となっては政府の、アメリカの策略ではないかという気がしないでもないが。
その裾野はそりゃ、うまくいかないひとが圧倒的にあって、なんでもそうだが、社会的な落伍者と見なされる人がたくさんいるだろう。
しかし、成功する人も、なんか、金融系に限られてきており、もの作ったり、芸術で成功、まあ、少なくても経済的に成功するなんて、人がすごく少なくなった気がする。そして多くの敗者を作るようになって、ようするに、格差、格差と大騒ぎするようなそんな社会がじわじわ迫ってきている。
おそらく、医療業界に従事するものは権威をそがれ、お金もなくなり、言い方はわるいが、完全にブルーカラー化しているわけで、いまから、「専門医」とか「認定医」をとらなければならない医者はかなりきついよね。今は医者不足となっているが、おそらく政府の計画では、患者抑制によって医者そのものが必要でなくなる、そういうグランドデザインがあるわけで、まあ、年収700万くらいで、一日15時間働いて、女医さんはなるべく結婚しないでね、状態になるんだろうなと。
もうなっている。
まあ、「傾向と対策」としては、医療技術を身につけながら、かなりつらいだろうけど、世の中の経済動向や政府の方針について、世の中がどこを向いているのかよく知っておく必要があるとおもうのね、何度も言っているけど。
大学を卒業するだけでも、国立、私立を問わず、多額の税金が投資されているのに、そこから、得られる所得がこんなに少なければ当然、そこに優秀な人材が行くわけがないね。
いまこの、状況を打破するのに、政治家はアメリカに逆らう勇気がないので、やはり、国民の意思です、的なアピールが必要だろうし、もう、それは直接的には「選挙」です。勤務医師の会みたいなのも良いことだとは思うが、政治的に長けてないとだまされる。組織が成長するには自分のことだけ考えてはだめだろうからね。だいたい長続きして、力を持つ組織は、大衆的視野、反対勢力にさえ気づかいできる能力、それをもっている。
つまりは公共性だ。勤務医だけのことを考えるんではなく、そうすればみえるものがだいぶ違うと思う。黒川さんが、講演したのが、少し気になるが、、、。杞憂でなければいいが。
これについては(このブログのファンから要望があれば)いずれ、書いてみよう。笑。
医師会が没落していったのは、みなさん知っての通り「開業医」のことばかり考えた診療報酬改定をしたからですね。
政治家は選挙でどうにでもなるもんですよ。実際、落ちるはずのない武見さんが落ちたし。
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