秋本はるお、って、元東大教授知ってます?精神科の先生は、知ってます。てんかんで有名な先生。東大の教授だった頃は、確か、1960年代始めくらい。御年、100才くらいじゃないか。最近体調崩したようだが。がんばれ。
教授だったのは、学生運動が盛んだった頃。
もう、ほとほと、その運動には困っていたみたい。ここ最近のエッセイなんかで当時の運動をけちょん、けちょんにけなしているわけ。もう、学会もあれて、医局と病棟は分裂するし。内村先生が作り上げたあのすばらしい、「医局」が完全崩壊したらしい。それで、慶應大学に「精神科」をのっとられたんだね。とかいうと、慶応の先生に怒られるが。でも全国の教授の数としては慶應の方が一頃は多かったのではないだろうか。
その先生が松沢病院、当時は東大教授と院長を兼ねていた。今は東大教授が退官後赴任するのかな?
その先生が若い頃、戦前の話
松沢病院では政治思想犯として、共産党員が精神科の病名をつけられて入院されられていたっていうんだね。これって、ナチスドイツほどではないけど、「強制入院」の名をかりた思想犯の取り締まりなわけ。治安維持法ね。
やっぱり、不況で世の中の攻撃性が溜まってくると、どうも外向きに、政府は誘導したいみたいで、それがかつては戦争で解決してたんだね。いま、日本、戦争?できるわけないじゃん。ガソリンないわね。無論、犯罪、それも軽犯罪の方が増えてくる。いまね、どうも精神科のベットがそういう人たちのための、仮収容所的な扱いを受けているんじゃないかって、そう思うわけ。
もっと言えば、最近、医療観察法なる、法律ができて、重犯罪(殺人、放火など)をおこした精神疾患患者に対して、社会更正のための、特別な入院施設と通院医療をやろうっていうんで、もう2年くらい前からスタートしているわけ。(他科のみなさん、知らんやったでしょ)実は精神医療?というか、これ、検察も絡むから法務省の予算も出ていると思うが、なんか、「取り締まり系」の予算は結構増えているんだね。精神科はある意味、昨今の福祉削減傾向からは除外されているのかもしれないと、そんな感じもするわけ。知り合いに聞いてみると、現実には検察の意向が、入院の適否に左右されるみたいでさ、専門家たる医者の意見ってどうでもいいらしい。
これって、もし、さっきの共産党みたいな人がきても、同じ事が起こりうるよね。
こわっ。
そのお先棒かつがされるのか、俺は。精神科保健指定医も大なり小なりそんな役割を担わされるんでないの?
こわっ。
「反転」を書いた田中さんの、第2だん、「必要悪」って、インタビューがあるのね。それを読むと検察の内情がよーくわかります。検察の意向を考えれば上記の不安も現実味を帯びているなと感じますよ。
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