2007.12.17 12:50 |  診療  |  おっさん  | 推薦数 : 0

医者の防衛策

医者の立場をつよくするには、、

すごっく、おおざっぱに言いますと、今、医療費ってのは、人件費が食ってるんじゃなくて、薬剤費や検査代が食っている。実際、勤務医さん、とくに公立病院の先生方の給料って、はっきりいって、ボランティアレベルでしょ、、だから開業するわけだけど。

そいでもって、じゃ、医者は何をすればいいかっていうと、

薬を使わないこと

が最大の防御策なのです。

わたしはそう思います。

なぜならば、そこにお金が行かなくなると言うことが、すなわち、人件費にシフトするためのとりあえず、運動力、ある意味、政治力になる可能性が高い。社会保障費は増やすつもりはないわけだからね。もし、医者の間にそういうコンセンサスができてきた場合、あわてるのは誰でしょう。多分、厚生労働省だと思うね。ジェネリックにしたい、とかいいながら、天下っている人もたくさんいるモンだから、新薬は使ってほしい、元役人もたくさんいるわけだ。

私たち医者はおおざっぱに言って、薬の値段を気にしながら、薬を使うことはないと思います。そういうふうに、製薬会社が医者を「教育」している。医者の経営感覚を教育するには、簡単なことでいいんですよ、処方するたびに薬の金額、処方代の合計が出るように、もし、義務づけたら、一発でつきますよ。患者へ値段を伝えたら、「先生、もっと負けてくれませんか。」と、そういう患者はけっこういるでしょ、もっと徹底するんです。

医者の技術料がいつからあんなに安くなったのでしょう。もう、ばかばかしくて話しにならない、それに比べ、薬の高いこと。

そう、、医者の技術なんて馬鹿にされているんです。すぐ、検査した方が患者は安心するし、訴訟?対策としても医者も安心する。ようするに、医者より、薬や検査の方が信頼されているんだね。これはまあ、政策誘導です。金銭的にみて医者はそんなにおいしい職業ですか?そんなことない、ってこと、は我々自身がよく知っている。

一日50人以上みないと、成り立たないような診療報酬体系、まさに、これが医者の技術なんて信頼されていない証拠です。では社会保障費は増大していると、いわれているのに、いったいどこに行くのか。

毎日新しい薬が宣伝されている。ゾロ新薬やらなんやら、特許をすこしいじるだけで、値段が2倍、3倍になる。

じゃ、医学の進歩が停滞していいのかと、じゃ、進歩しているわけ?こういう経済構造になってから。

精神科?10年前とくらべてみましょう。

リスパダール、確かに、ハロペリドールよりソフトで3ミリくらいまでは錐体外路症状がでない。よく使います。

ジプレキサ、太るねぇ、しかし世界で一番もうけている薬らしい。いや、糖尿病になったらどうするのかねぇ。

抗うつ薬、私はSSRIはあまり使いませんので、とくに必要ない。

おお、このひねくれた、医者はとりあえず、10年前と比べて恩恵を受けているのは上記の薬くらい、でも、デメリットもあるから、これを進歩とすべきなのか?

ひるがえって、外科、医者の手術料、上がってますか?明らかに、10年前より外科的な技術は進歩してますよね。にもかかわらずです。

なんで、コンタクトレンズ代があれほど高かったのに、なにもしなかったんでしょう。眼科の教授はたいていつよかったですね、診療報酬に守られていたんですね。もう、それも終わりですが。

小児科、産婦人科、めんどくさくて子供なんて産まないっすよ。それで対策があったの?

内科の先生、とくに、侵襲性がつよい、循環器系の検査、機会の値段は高くなったでしょ、技術料は?

 

書いていて、だんだん、腹が立ってきました。とくに外科の先生方、そうでしょう、もっと、もっと、怒ってください。

選挙ですよ。とにかく。この人、かっこいいな、で入れないでください。どういう政策を掲げているかで、選んでください。

勤務医の医師会、いまひとつ、宣伝がないなぁ。さびしいな。

どうなっているのかなぁ。会費はらいます。

 

 

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

おっさん
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2007/12 >>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

新着コメント

新着トラックバック