2007.11.14 08:28 |  診療  |  医療制度 / 行政  |  生活 / くらし  |  おっさん  | 推薦数 : 0

子供達の飲酒問題

今、地元の新聞紙上で、子供達の飲酒問題が話題になっているが、沖縄ではなにも今に始まったことではない。

夜外に出歩く家族、本土では考えられない時間帯に、子連れ、場合によっては赤ちゃん連れの家族が出歩いてますよ。当たり前のように。

飲酒問題というのはこういう生活習慣のなかのひとつの、悪習というだけで基本は貧困問題だと私は思っている。

これといった産業がなく、農業で食べていくこともできず、外食産業、観光をしのぎにしている。泡盛を観光の目玉にしてブランドイメージをつけ、高値で売る。安いのは県内で消費してもらいましょう。居酒屋、最近経営があぶないから、高校生だと思っても目をつぶりましょう。女性?就職先ないよ。夜の仕事か、場合によっては体を売ったり、そんな人たちが私の昼間の外来にけっこうきてますよ。たいてい、アル中だ。抗うつ薬、抗不安薬で「医原性薬チュウ」になっている人たちもわんさかいる。こういう人たちの子供はどうなるか、そりゃ、勝ち組負け組の論理で「はい上がってこい」「はい」「とりあえず、はいあがりました」みたいな少年少女もいるが、たいていは親と同じ道をたどるわけです。

これが飲酒問題に特化されているだけで、警察やPTAの介入で多少はよくなるでしょうが、経済構造が同じであればまた同じことが繰り返される。それで、話題作りとして、警察の仕事作り?リーク?として、モグラ叩きが始まる。

とりあえず、子供達をどうやって守るか、に目がいってしまうからね。しかし親もどうにかしないと、それは医者の仕事じゃないというのが精神科ってけっこう多いんです。どこまで、公的援助が獲得できるかが、その人の人生にかかわってくる。

 

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