品川正治著

いわゆる財界っていうと、商業主義、もうけ主義でアメリカの手先みたいなイメージがあって、反共、反組合みたいなにおいがぷんぷんするよね。

そのなかにあって、経団連の理事までやっていながら、9条を守ろう、と呼びかけている人がいる。

それがこの人で、もう、おじー、なんだが、でもやはり経済界のなかにあっては異質でありつつ、貴重な存在だと思う。

京都大在学中に軍隊にとられて、まあ、中国の前線にいきなり行かされるわけです。

「人間の条件」とか、軍隊の陰湿な部分は経験しなかったと言うが、まあ、いきなり外国の侵略と殺戮の手伝いをするわけだから、やはり人生観をかえるよね。戦前生まれでありながら戦争に対して、嫌悪感を感じることのできない政治家はたいてい、前線の軍隊経験がない。まあ、死んじゃったってのもあるんだろうが。

例えば、中曽根康弘と野中広務の違いにしても、一方は内務省の官僚で一方は軍隊経験者で地方議員の出だよね。

やはり経験って人間を変える。

先日死んだ、不毛地帯のおじさんも作戦はたててだが、前線の経験がないと思うよ。

やはりこういう提言は大事にすべきだと思うし、耳を傾けるべきだと思う。

 

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