宮顕(みやけん)が死んで、もう全国区に候補者を出す必要がなくなった共産党はけっこう、キャスティングボードでっせ。お金もちょっと余裕がでるし。共産党の票が野党に流れてしまうと、自民党の候補の半分くらい落ちる可能性がある。
宮本顕二、共産党のドンでした。文筆家としても有名でした。小林秀雄と肩を並べるくらいといわれていた。(ウソだって人もいるが。)戦前、特高につかまって、何年も獄中生活をしていたが、ついに転向しなかった。戦後、沖縄出身の共産党員、徳田一球とか、まあいわばはい上がり組と東大出で争いがおきたんですね。はい上がり組は暴力革命路線、つまり革命のために戦争をおこす。エリート組はいわば合法的に政権をとっていく。そういう対立があった。しかし、徳田は共産党をおわれ、中国に亡命、宮顕の独裁になった。安保の頃は共産党も票をのばしてたよ。一時期衆議院で30人くらいいたんじゃないか。すごいよね。今からすると。自民党の戦略としてはいかに共産党のイメージを傷つけるか、共産党は怖いだとか、「アカ」なんつう、レッテル貼り、村八分的な気持ちも働く、日米同盟の敵だとか。しかしにもかかわらず、昔はある程度のシンパを感じる人も大勢いたんだね。今もいるんだろうけど、小選挙区制で議員は当選ができない。
共産党のエリート組(ちなみに、上層部はほとんど東大です。)ってのは、アメリカの悪口をさんざん言っているようで、アメリカのおかげで獄中解放されたってんで、実のところ、窮極的にはアメリカに逆らえないって言う人もいる。敵の敵は味方なわけ。
冷戦構造の集結により共産党も路線変更をしてきた。天皇制についてもだいぶ軟化してきた。しかし衰退はさけられない。でもここで変な現象が起きてしまった。つまりまだ国民は二大政党制に納得してない。してないから、不満はそれ以外の政党に流れてしまう。おそらく、共産党はその票をけっこうすくってきた。民主党の側で言えば票をくっちゃうわけ。共産党は当然落ちるから、誰が得するかって言うと自民党だったわけだ。固定票、組織票があるからね。
なんか、日曜日は党首討論とかいって、実質、自民党と民主党の政策論争じゃない?でもそこに共産党がけっこうテレビに出ているわけ。社民党じゃなくてよ。そのとき、自民党が共産党をいままでみたいにさげすんだり馬鹿にしたりしないで、時によっては同調したりするんだな、これは民主党への囲い込みの側面もあるかもしれないが、やっぱ気持ち悪いわけ。沖縄はね、野党共闘があるから、共産党も遠慮するわけ、すると、やっぱ自民党に勝つこともあるわけよ。こういう現象があちこちで起こるだろうなと。やっぱ、選挙を知っている古賀とか、怖いだろうね。安倍のテレビ戦略路線で大失敗したからおそらくイメージ戦略には走らないだろう。逆に民主党はイメージ戦略に走るだろうね。政権とるために何でもありの状態になるだろうからね。
共産党よ、清廉潔癖に自民党にすり寄るなとなどと、政治の世界ではいはないが、これはチャンスなのだからとにかく、利用すること、それが肝要だろう。どんどん、テレビにでて政策を訴えることも良いだろうし。
自民党、政権にいることが目的の政党、さすがやね。
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
| 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
| 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
| 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
| 28 | 29 | 30 | 31 |