2007.09.22 09:10 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  医療制度 / 行政  |  おっさん  | 推薦数 : 4

うつ病の講演会

あの、結構このブログ、皆さん、読んでもらっているようで。ありがとうございます。昨日、うつ病の講演会があり、いってきたのだが、東京女子医大の教授がやってた。SSRIが自殺を増加させる、という毎日新聞の記事をスライドにだして、まあ、有り体に言えば「薬と自殺は関係ないですよ。」ということを、素人、玄人、かかわらず洗脳するための製薬会社マリオネット講演会であった。この男、結構用意周到で、責任を逃れるために、「関連ないかもしれない。」「データではこう出ているが、関係がある、かもしれない。」などと「かもしれない。」を連発し、あのとき先生はこういったじゃないですか、と反論されないための免罪符用語を何度も用いていた。

講演のインターバルに、自分のピアノの演奏(これがJazzの名曲、ミスティをひいているのだが、まったくswingしておらず、騒音であった。下のラウンジではプロが綺麗に弾いているのに)やヨン様?のまねしてスキーをしただの、バレンタインデーの女子医局員からのメッセージの自慢(これがまた、写真で大写しで、全部ひらがなで書いてあり医局員の教養レベルが一発でばれるような恥ずかしい内容、ちなみに東京女子医大では講師人が学生とつきあうと解雇されます)などを用いて、講演の印象というのを和らげ、楽しいもの?にして、全体のイメージをよくする、より信頼感を増幅させる、マインドコントロールを多用した、悪質なものだった。挙げ句の果て、皇室の裏話的なこと、マサコの担当医、これもほんとのことは言わずに、そもそもそんな勇気はないと思うが、こんな偉い人ともツーカーではなせるんですよ的な、虎の威を借りたような無駄裏話しをしていた。

だんだん、腹が立ってきて、ボールペンでも投げてやろうかと思ったが、大衆には受けていた。あれは、素人は騙される。玄人でも情報リソースがそこだけなら騙される。おまけに、SSRI批判書?を訳したりまた自らも書いたりしている杏林大学、田島のスライドをワンポイントでだして、またこの男も、二枚舌的なところがあって、その講演をしている製薬会社のパンフレットそのものの、監修をやってたり、ようするに、もう私の文章同様、むちゃくちゃなのである。敵を取り込むのもまた籠絡の常套手段なのである。

SSRIには初期投与の時期にactivate syndoromeといって、外国では殺人事件や自殺、社会問題になっている例もあるが、それについて、ジプレキサを投与するといい、だとか、ようするにactivate syndoromeの事実を知っているくせに、それが海外で問題を起こしているのを知っているくせに、同社の同じ薬を宣伝したり、また海外ではそのSSRIとジプレキサの合剤が認可されていたり、もう、市場原理主義を徹底した、儲かればよい的な、人の命はどうでもよい、的なaxis of evilな講演なのである。

今抗うつ薬市場は子供をねらっているのだが、さすがにそれは知っているのか、子供に投与したら自殺の割合が増えるのかもとか言っていた。

みなさん、医療費は限られています。是非、厚生労働省の意向にそって、ゾロを使いましょう。うつ病なんて三環系で十分です。

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