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このバイクは僕のあこがれのバイクです。GSX1100S KATANAとともに僕の中では最高にかっこいいバイクでした。映画「トップガン」でトムクルーズが乗っていたことでも有名ですね。僕が乗っていたのはA9の国内仕様で、本当に乗りやすい良いバイクでした。しかし渋滞などに捕まるといとも簡単にラジエターの水温が上昇し、ファンがぶぉ〜っと回り始めるので暑かったです。あきらかにエンジンの発熱量とラジエターのサイズがミスマッチだったのです。阿蘇の大観峰に昇る道で渋滞にはいったとき、ラジエター水が沸騰して吹き出してしまい、これはちょっといただけないと思った私は巨大ラジエターへの交換を行いました。本当はカウルをはずさないと交換できないデカイものだったのですが、僕はあのセクシーなカウルが好きなのではずさずに加工して付けていただきました。この交換は大成功でした。
(これが交換したラジエターだ!ステキ・・)
(コックピットには油温計と、メーターはリミッターカットに伴い300km/hrのメーターがついている。)
(エンジンはカムシャフトをヨシムラステージ1に。サイレンサーをスリップオンで交換した。サスペンションはオーリンズの車高調節機能付き。)
このバイクは、タンデムツーリングの良さを教えてくれたバイクでもあった。KETELのインカムをヘルメットの中につけてタンデム中も会話を楽しみ、車とは違う世界を楽しむ事ができた。この世界観を知ってしまった僕のバイク観は大きく変わった。それがこれから始まるバイクの変遷につながっていく。
また、このバイクは僕に純正のバイクの完成度の高さを教えてくれたバイクだった。僕の行き過ぎたバイクの改造は結果的にバランスを崩した。コーナーでは大きくフロントが切れ込むクセが出たり、フルスロットル時にフロントフォークが大きくぶれたりしたため、それを補正するためにステアリングダンパーをつけた。今度はコーナーでのセルフステアが切りにくくなりバイクはいうことを聞かなくなっていった。
この経験から、そのあと僕はまったくバイクの改造をしなくなった。改造しなくても乗り手の甲斐性があれば最高にいいパーフォーマンスを見せてくれる。乗り手の意思が相手に伝わる。相手もそれに応えて返してくれる。その頃から、それと同じ感覚を異性に対しても持つようになっていった。
本当にいろんな価値感を教えてくれた、このバイクは僕の分岐点だ。
(自分に酔うのもいい事ですヨ。)
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