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今日は当直のために夕食は売店で選ぶこととなった。
最近の私のマイブームはマルちゃんの「ワンタン」なのであるが、あのスープは絶品の一言に尽きる。信じられないほどうまい。あの味のバランスは神のちょっとしたイタズラではないかと思うほどだ。今日も例外なくワンタンに手を伸ばした私の眼をかすめたのが、サッポロ一番カップスターだ。わたしは持ち前の懐古主義と自身がまさに「味のとりこ」を自称する事もあり、差し出した手はカップスターにランディングした。医局にもどるとおもむろにフィルムを剥がし再沸騰させた湯を注ぐ。その時だ。カップをダイレクトに握った私の手はあきらかに普段と異なる触感を中枢神経に伝えた。「カップスターのカップ表面がなめらかになっている!!」その時のニューロペプチドの放出は間違いなく今年前半期で最大のものであったろう。「ぎゃーっ!」僕は叫んだ。カップの縦線は以前のシワシワカップを再現するためのダミーラインになっていたのだ。誰かにこの異変を伝えたかった。ちょうど医局に入ってきたK先生、T先生はまさに飛んで火にいるなんとやら、だ。
「先生、大変だ。カップスターのカップの表面がなめらかでツルツルだ!!」K先生も一応驚いてくれたが、このときの僕は本当にアホみたいだったと思う。しかし、カップスターのあのシワシワカップはラーメンの旨味を引き出す、いわゆる他商品との差別化がまさに「手にとってわかる」代物だった。私にとって、このカップスターは中身は変わっていないのだろうが、旨さのVASは6/10ほどになった。
情けないのはあのダミーラインだ。実にいさぎよくない。見た目シワシワカップに見せたかっただけか?そんな見せかけのギミックはカップスターの価値を半減させているように私は思うのだ。いい商品だっただけに残念でならない。
このことで私のカップラーメンランキングは1番手カップスターをしりぞき、2番手の徳島製粉金ちゃんヌードルが1番となってしまった。さあ、金ちゃんヌードルを今後どこで入手すべきか、それが問題だ。
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