| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
| 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
| 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
| 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
| 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
当直あけに帰宅した私が最も楽しみにしていたのは、長男が大好きな「ウルトラマンメビウス」の録画を見ることだった。最大の目玉はウルトラマンAに変身する北斗星司が出てくるところである。それは子供の頃見たウルトラマンAの最終回のインパクトの強さにさかのぼる。以下はほとんど私の乏しい記憶によるものなので間違えていたらご容赦願いたい。
私のウルトラマンAへの思い入れは深い。明らかにスマートさに欠けたウルトラマンだった。しかし光線技の多さは、言葉通り光るものがあった。兄弟愛といった点にも注目したい。数々の兄弟がエースを助けにやってきたり、敵ヤプールの罠に落ちた兄さん達を助けるためにエースは立ち向かった。特に兄さん達の光線技をすべて身につけた強敵エースキラーとの戦いの場面は一見の価値がある。変身に北斗隊員と南夕子隊員の2人がいないと変身できない事も他のウルトラマン達との徹底的な違いとして挙げられよう。月を滅ぼした超獣ルナチクス(ウサギみたいなの)と戦い勝利したあと突然、南夕子が月の住人として月に帰ってしまう。北斗は傷心の単独変身し月に帰る夕子を見送りながら決意も新たにする。
敵の異次元星人ヤプールは子供達のエースに対する信頼を失わせる事によって彼を追いつめようとする作戦にでる。最終回、ヤプールはついに北斗への子供達からの信頼を失わせる事に成功した。「誰がお前の言う事なんか信じるもんか!」とヤプールの目の前で子供達から叱責される北斗。北斗はふと空を見上げ、昨日夢にみた南夕子の伝言を思い出す。「星司さん、正体がばれたらあなたは二度と人間の姿にはもどれないのよ・・・」北斗隊員は空を見上げたまま寂しげな笑みを浮かべた。「夕子、お前の言ったとおりだ・・・」と心の中でつぶやくと彼は強い口調で子供に言う。「奴はヤプールなんだ。」「(子供)嘘つくな、なんでわかるんだよ」「(北斗)テレパシーだ。」「(子供)テレパシーが使えるのはウルトラ兄弟くらいだぞ!」「(北斗)そう、僕はウルトラマンAだ。」静まり返る一同。子供が再び突っ込む。「嘘言うな!」「(北斗)嘘じゃない。見ていてくれ。これがウルトラマンA最後の戦いだ!」力強くいうと北斗は草原を走り始めた。ウルトラタッチ!エースに変身だ。変身した直後、静止したエース。北斗の声が入る。「彼らに真実を伝えるためにはこうするしか仕方が無かった。さようなら地球、さようならTACの仲間達、そして・・・さようなら北斗星司・・・」そして彼はエースとして超獣ジャンボキングとの戦いを始める。ピンチもあったが、メタリウム光線、ウルトラギロチンで勝負あった!夕日を背景にたたずむエース、北斗の声ではなくエースの声で「やさしさをうしなわないでくれ。弱いものをいたわり、互いに助け合い、どこの国の人達とも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。例え、その気持ちが何百回裏切られようと。それが私の最後の願いだ。」
最後のエースの言葉にもジーンとくるが、北斗星司に二度と会えないという事実に切なさを感じ、また人間に戻れないのを承知で子供の信頼を勝ち取った北斗の勇気に胸打たれたものだ。こうして書いていても、涙があふれてくる。
今回のメビウスは、私にとってはエースうんぬんよりも、また事情がどうであれ、北斗星司と南夕子にまた会えた事に感激した。人間に戻れないって言ってたけど、本当にそんな事はどうでもいい。北斗隊員をまた見られた事は34年ほど(?)たった今でも嬉しく思う。真剣に尊敬していたからだろう。彼はエースに変身した。エースが巨大化するときの漫画は当時のままだった。またエースの声が当時の声だった事がとてもうれしい。エースの「え”ーい」という迫力ある低音のかけ声に魅了されていたからだ。戦う場所が月で、かつ超獣ルナチクスであったこと、さらにメタリウム光線でキメたことは私にとってこの上ないよろこびであった。
感動を文字にするのはどうも難しい。子供達と見ていて泣いている私に長女が「なんで泣いてんの?」と聞いてきた。「嬉しいからだよ。」と答える私。そうだ、これはうれし泣きなのだ。
ああ、ダメだ。書いていても涙があふれてきた。今日はこのあたりにしておこう。
固定リンク | コメント (2) | トラックバック (1)
コメント
コメント一覧
コメントを書く