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私にはソウルミュージックがある。ソウルミュージックとは何だろう?昔、大学生の時に行っていたディスコのDJはその質問に対し「心に響けば、それがソウルミュージックだ」と言った。彼は正しいと思う。私の心に響いた音楽は数多くある。物心ついたとき、NHK-FM「ゆうべのひととき」で聞いたEAGLESの「TAKE IT EASY」、ビリージョエルの「オネスティ」、YESの「ラウンド アバウト」、テレビでは小林克也の「BEST HIT USA」でOZZY OZBOURNEの「ミスタークロウリー」で奏でられるランディーローズのギターに涙した。EARTH WIND & FIRE(EW&F)ともその頃出会った。彼らのアルバム『暗黒への挑戦』では初めから『マイティマイティ』のド迫力のホーンに心惹かれた。同時期にプリンスやチャカカーンのEW&Fとは好対照な人間の声の迫力にどきどきしていたのを覚えている。中でも僕が何かを決断するときに背中を押してくれた唄がある。EW&Fの『FANTASY』だ。その曲の魅力はアルバム『All'n All(太陽神)』でしか味わえない。ベスト盤は曲の大部分が削られており、この曲の世界観が全く伝わってこないから注意が必要だ。この曲で僕が味わう世界観は、変な話だが地球滅亡が来たときの世界なのだ。滅亡の前に地球を脱出する宇宙船が用意されている。出発してもその先どうなるかわからない。どこに行くかもわからないのだ。果たしてボクは宇宙船に乗るだろうか?もし宇宙船に乗り込む通路で、この曲が流れていたなら、ボクは宇宙船に乗れる。なにかそんな勇気を与えられるのだ。これもボクのソウルミュージックだ。
先日、実家にかえると弟が真空管アンプとスピーカーを自作しており、一緒に試聴する機会を得た。サイモン・アンド・ガーファンクルの『サウンド オブ サイレンス』のレコードに針が落とされた時、ソウルミュージックは意外と不変な事に気づいた。何年たってもいいものはいいのだ。
みなさんにソウルミュージックはありますか?
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