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今朝も本当に寒かった。霜がおりていたのでバイクのエンジンに火を入れるのも一苦労だった。娘はいつものようにピンクのつなぎで、まるでピンクのビバンダム君(ミシュラン)みたいだ。手にはちょっとチープなキティちゃんが入ったピンクの手袋をしている。本人もなかなか気に入っているみたいだ。ギアをガコンッと1速に入れて、乾式クラッチをミートし、蹴りだすようにバイクは走り始めた。ある程度走ったあと、いつもの信号で止まり娘の方に耳を傾けたとき、なにかが聞こえてきた。「さーいたー、さーいーたー、ちゅーりっぷのはなが・・」、チューリップの歌を歌ってる・・。「さむくないの?」娘は歌いながらうなずいた。この瞬間、武田鉄矢率いる海援隊の倭人傳というアルバムにある曲「パパお花咲いてるね」の「幸せというやつは繰り返す言葉の中から姿を表すものでしょう」という一説が頭をよぎった。これが幸せなのかもしれない。