さいのこどくだ
Profile

ブログ内検索

カレンダー

<< 2008/09 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

< 前のページ

老婆と若い女

さいのこどくだ / 2008.09.04 06:36 / 推薦数 : 1

老婆のクオリアと若い女のクオリアは共存できない・・・

 

ポインタ(志向性)に照らされたクオリアのみが意識される・・・クオリア・志向性二元論・・・(茂木理論)

 

しかし志向性(ポインタ)に照らされたクオリアのみをクオリアと考えなおしたら志向性一元論で議論できるのでは?・・・クオリア概念の消滅・・・(オッカムの剃刀)

固定リンク

クオリア入門

さいのこどくだ / 2008.09.03 12:29 / 推薦数 : 1

 茂木健一郎著2006・・・(単行本は「心が脳を感じるとき」1999)

 

 「心が脳を感じるとき」に至る道筋は、1997年にさかのぼる

 

 その年の4月、私は実質上の処女作「脳とクオリア」を世に問うた

 

 (略)当時の脳科学で(略)中心的な概念だった「反応選択性」が

 

 意識の本質を解明するためには役に立たないと主張したり

 

 (略)「相互作用同時性の原理」を提出したりと(略)大胆なことを書いているようにも読める

 

 (略)「心が脳を感じるとき」で私が遭遇した新しいテーマとは

 

 主観性(私が私であること)の問題であった

 

 (略)クオリアが生み出されるプロセスのみならず

 

 それが「私」によって感じられる主観性のプロセスを明らかにしなければ

 

 意識の本質は解けないということに気づいたのである

 

 その延長線上に「志向性」の概念があった

 

 (略)ブレンターノによって、物質と比較した場合の心のユニークな属性であるとされた

 

 「志向性」の概念はもちろん以前から知っていたが

 

 その本質がどこにあるかが(略)自分の中で明確にわかったのである(文庫版へのあとがき、より・・・290~295p)

 

 

 マッハの原理と反応選択性:http://www.qualia-manifesto.com/qualia/qualia-j-2.html

固定リンク

感動する脳

さいのこどくだ / 2008.09.03 08:01 / 推薦数 : 1

 茂木健一郎著2007

 

 

 感情のシステムが、どのようなかたちで機能しているか

 

 

 現代の脳科学で感情というのを一言で表すなら

 

 

 生きる上で避けることができない不確実性への適応戦略

 

 

 ということになるでしょう

 

 

 (略)不確実性へのチャレンジこそが、脳を活性化させる重要な要素なのです(50~51p)

固定リンク

 PDD:広汎性発達障害

 

 最新精神医学2008年5月号の特集である

 

 

 PDDの人が(略)自我障害が疑われる体験を話すのを筆者(藤川洋子)は聞いたことがない

 

 

 幻聴の訴えはあったけれども

 

 

 以前に実際に聞いたことのある言葉のフラッシュバックのような印象であって

 

 

 統合失調症の幻聴とは質が異なっていた(262P)

 

 

 

 とすればPDDはPTSDに似るのか?・・・鑑別できたとして治療は?

固定リンク

 DLB:レビー小体型認知症

 

 PDD:パーキンソン病に伴う認知症

 

 

 DLBは、認知症症状が初発で発症する以外に

 

 パーキンソン症状を初発とし一年以内に認知症症状が出現した場合も含む

 

 一年以降に認知症症状が出現した場合はPDDと呼ぶが

 

 現実的にはDLBとPDDは連続した病態群と考えられている

 

 (略)DLBの中核的特徴とされる認知機能の変動、幻視、特発性パーキンソン症状などをとらえて

 

 AD(アルツハイマー病)と鑑別診断する

 

 DLBの前駆(初期)症状として、幻視などの精神症状に加え

 

 抑うつや不安、心気症状などの気分障害とREM睡眠行動異常などが知られている

 

 これらは運動機能障害のみのPD(パーキンソン病)の前駆(初期)症状でも頻繁に認められ

 

 その特徴はほとんど同じと考えられる(前掲書416p)

 

 

 シャルル・ボネ症候群:http://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/4511/syourei72.htm

 

 

固定リンク

抑うつとアパシー

さいのこどくだ / 2008.08.20 12:15 / 推薦数 : 1

 うつ病でみられる「抑うつ」に伴う活動性の低下と

 

 「アパシー」でみられる活動性の低下を

 

 両者ともうつ病の一部としてとらえられている場合もあるが

 

 近年、「抑うつ」と「アパシー」の病態生理の違いが存在することが提唱されており

 

 (・・・略・・・)高齢者のうつ病の診療においては

 

 「抑うつ」と「アパシー」について注意して鑑別・評価を行い

 

 薬物療法をはじめとした理論的な治療計画の検討が必要であろう

 

 (老年精神医学雑誌2008年4月号:第19巻420p)

固定リンク

 日本不安抑うつ精神科ネットワーク(JPNDA)編集の冊子(2008)より

 

 正統的な教科書である「・・・」によれば、うつ病は「・・・・・」と記載されており

 

 これはわれわれ精神科医が抱いている「うつ」に対する一般的な認識である

 

 ところが、一般臨床医ではどちらかというと

 

 無気力(アパシー)や意欲欠如、あるいは発動性欠如を「うつ」と捉えている傾向がある

 

 (略)では、アパシーと「うつ」との違いはどこにあるのか

 

 (略)ごく簡略化して述べれば、「うつ」には情動的な苦痛があるのに対し

 

 アパシーには苦痛がないという点に違いがある(47p)

 

 

 さらにもう二行備忘しておこう・・・

 

 認知機能障害を伴ううつ病は、アルツハイマー型認知症よりも、むしろ

 

 パーキンソン病やレビー小体型認知症(DLB)のうつ症状との類似性がある(51P)

 

 DLBは最近著増している印象・・・キーワードは幻視と寝言(RBD:レム睡眠関連行動異常)・・・抗精神病薬でしばしば悪化・・・第一選択アリセプト・・・私はそのため最近やっと本気でアリセプトを処方しだした・・・(SSRIもそうだな)

固定リンク

新型うつ病

さいのこどくだ / 2008.08.12 16:24 / 推薦数 : 1

 中学生時代、(うつのせいで)勉強の本はまったく頭に入らなかったが

 

 

 その代わり

 

 

 ほかのものはスイスイと読むことができた(前掲書55p)

 

 

 谷沢センセ~は昭和4年生まれだが「新型うつ病」だったようですな・・・

 

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_depression__20080810_2/story/20080810jcast2008224786/

固定リンク

海馬、縫線核、セロトニン

さいのこどくだ / 2008.08.06 15:05 / 推薦数 : 0

 セロトニン1A受容体は海馬に高濃度に分布しており

 

 グルココルチコイド受容体も高濃度に存在する

 

 したがって、高コルチゾル血症のセロトニン1A受容体への影響は海馬で生じていると考えられる

 

 海馬は正中縫線核から特異的に神経線維を受けているが

 

 この正中縫線核ー海馬セロトニン1A系が長期嫌悪刺激(ストレス)に対する適応反応(耐性)に関与していると考えられ

 

 これを正中縫線核反張(レジリエンス)機構と呼ぶことができる

 

 慢性的心理社会的ストレスにより生じる高コルチゾル血症がこの機構を減弱させて抑うつ状態を惹起し

 

 SSRIはこの機構を強化して抗うつ作用を示すと思われる(前掲書34p)

固定リンク

SSRIはなぜ効くのか

さいのこどくだ / 2008.08.04 14:43 / 推薦数 : 1

 モノアミン仮説の枠内ではあるが

 

 

 SSRIはダウンレギュレーションしない?・・・

 

 

 (ESもダウンレギュレーションしないようだ)

 

 

 「縫線核(セロトニンニューロンの起始核)のセロトニンレセプターの脱感作」というのが現在での正解なのかな・・・

 

 

 http://hobab.fc2web.com/sub4-fiber.htm

 

 

 あるいはBDNFの方が・・・(モノアミン仮説の枠外)・・・セロトニンはもはや関係ない?

 

 http://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/127/3/127_201/_article/-char/ja

 

 http://xn--c31a.xn--p8j0ct25vpth5ra.com/bdnf.html

 

 

 自閉症(発達障害)や認知症との関連は・・・

 

 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsn/ASSOCIATION/shoreisho/2007sadakata.htm

 

 http://www.j-tokkyo.com/2002/A61K/JP2002-003401.shtml

固定リンク