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ハチやアリならば実際に「ヘルバーの適応度が上がる」計算ができるが(娘より妹の方が「血が濃い」)
ヒトのような両倍数性生物の場合
「群れる効果そのもの」が血縁の効果よりも本質的なのではないかという議論は
決着していないギロンらしい(99~109p)
ハミルトン則1964 血縁選択説
倍数倍数性と単数倍数性・・・ハチやアリのような後者ではオスはメスの半分のゲノムしかもっていない
しかし50年たってもハミルトン則は証明はされていない
なぜなら「シングルマザー個体が発見されていないから
適応度の比較が出来ない」ため?(83~93p)
前掲書42~46p
(前回リンクしたサイトから)
「アリはフェロモンを出して別の仲間を後ろにくっつけて移動します。広島大学の西森拓さんがこの性質を使った面白い思考実験をしています。
六角形をつなぎ合わせた蜂の巣のような格子のような空間にエサを置く。アリは前アリを追従して、ある場所にエサがあってそれを採って戻ってくる。アリには完全に追従する利口なアリと、ある確率で前のアリの動きについて行けないアリがいる。追従する方が利口だと、最初に出したフェロモンの通りにしか動けない。前のアリのあとを100%移動するアリだけの場合と、ある確率で前のアリの動きについていけず間違えて進むアリがいる場合、間違えて進むアリがいる方が単位時間辺りにとってくるエサの量が増える。利口なアリしかいない場合、スカウトが発見した道をその通りにしか進まないけど、間違えて進むアリだとショートカットする道が見つかる。そのアリもフェロモンを出すので、最適な探索ルートができてくる。スカウトは最短ルートで行くとは決まっていない。
前のアリをうまく辿れないアリがいた方がシステムの最適化がうまくいき効率が高くなる。
これはオモシロイやと思って、アリの集団行動の解析をやるようになりました。そういう集団制御の話って面白いなと思います。現実の世界にも応用が効くと思います」
(複数の仕事の効率のためには)
コロニー内の反応閾値の変異を大きくしておく必要があります
(略、それ=「遺伝子型の多様性」を保持するためには)
女王は多数のオスと交尾して
それぞれの反応閾値をワーカーに継承させる必要があるわけです(64~65p)
反応閾値に個体差があると
一部の個体は小さな刺激でもすぐに仕事に取りかかります
(略、このように)反応閾値に個体差があると
必要な仕事に必要な数のワーカーを
臨機応変に動員することができるのです(57p)
反応閾値モデル:
わたしなどは反応閾値の「低いほうがバカ」だと思ってしまうが、田舎の人はどちらかというと、「高い方がバカ」だと考えてるようだ…お互い「バカにするポイント」がずれている
アセチルコリンの合成に (すなわちボケの予防に)
カルニチンが欠かせない
カルニチンが多い羊肉は、牛の3倍、豚の9倍
若い人はもともとカルニチンが体にあるので
50歳すぎたら、積極的にとりましょう(60~61p)
牛でも豚の3倍含む・・・若人は豚肉を、中高年は牛肉を
羊肉ならばもっといい
豚肉のビタミンB1は牛肉の約10倍・・・
B1は糖質の利用に必要で疲労回復に有効
しかし尿や汗からすぐに排出されてしまう
その吸収を高めてくれるのがアリシン
アリシンの多いタマネギ、ニンニク、ネギ、ニラなどを
一緒にとりましょう (59~60p)
「怒り」は、その取り扱いが極めて難しい
(「怒り」はそもそも正当なる反応なのだ)
(他者の不正への、その不正を正しく認識していない周囲への)
(しかし正当ではあってもそのまま表出できないことが多い)
(どう料理するか・・・二つのレシピ)
「怒りの悲しみ風煮込み」
「怒りの愛情包み焼き」 (前掲書126~129p)
実は「感情は(その人にとっては)常に正しい」からモンダイなのだと思う・・・
怒りは貴重なエネルギー源だから利用しないと勿体無い
怒りは(調理によっては)美味しい・・・?
不安も抑うつも、実は怒り?
(親に話すことによって、親の動揺によって悪循環が始まり、はては病気になっちゃった患者サンのハナシ)
相手が親や精神科医やカウンセラーだから大丈夫という保証は
実はどこにもない・・・自分のこころを守るのは自分だ
「かくいう僕も、こころを開かずに
自閉的な生き方によって、ここまで生き延びてきた人間であると自認する
しかし、そのことはここには書かないでおこう
自らのこころを守るために・・・」(116~117p)
(「言われなくても自分から部屋の片付けしなさい!」)
と、言われて片付けたら、自分からではないことになり
片付けなかったら、母の命令に背いたことになり
どちらにしても子どもは母の言うことをきけない(101p)
パラドックスにはパラドックスで対抗するのが良いとすれば
この場合どうすれば良いのでしょうか?