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個が立ちすぎれば
群れもろとも滅び
他者のために尽くせば
裏切り者に出し抜かれる
この無限のらせんから逃れるすべは
ないのでしょうか(164p)
(結論的には・・・ないようである・・・群れ内でウラギル必要のないようなクローン社会は、伝染病に弱く分業も困難)
「利己者の圧勝を防ぐためには集団内に構造が必要」(170p)
社会寄生の最も変った形は
「奴隷制」と呼ばれるものです
(日本にもサムライアリという種がいます)
サムライとか偉そうな名前が付いていますが
やってることはただの居直り強盗ですね(125~126p)
(大森で読んだドンキホーテの恋を思い出した)
もちろんトボソのダルシニアと今日の人とを
比較するのはいやだった
しかしドンキホーテの心に発展し浄化されたその恋は
いかに気高い騎士をさらに気高くし、さらに勇ましくしたか
彼には変にそれがピッタリと来た(276p)
「大柄な太った女」(273p)が直哉の好みだったようですな・・・
それにしても林芙美子に『悪霊』がでてきたり、志賀直哉に『ドンキホーテ』がでてきたり、存外意外なものですな・・・
「ヨーロッパ中世の騎士道では、騎士はかならずおのれの
愛と誠を捧ぐべき貴婦人をもつならわしであった」(600p、注解より)
金剛山山頂には
葛木(かつらぎ)神社(御所市高天=ごせしたかま)があるが
やはり一言主神が祀られる・・・とはいっても、この
一言主神、正体が定かではない
(しかし、出雲との接点がありそう、たとえば)
葛木神社の社殿は、ヤマトでは珍しい大社造りだ(26p)
葛城と出雲の接点は「賀茂」
関裕二著2008
(174~182pが北野天満宮)
「蘇我入鹿と菅原道真がそっくり」(180p)とはあるが
孝徳天皇への言及は全くない・・・
(ちょっとがっかり・・・いくら高官でも一学者の祟りでは迫力に欠けますなあ)
松が叫び
草が啼いている
高原の薄暮を一人
すうっと進んでいく
そうありたかった
現在銀座を歩きながら
そういう気持ちでいたかった
(略)寒山詩を買おう (263p)
http://www.st.rim.or.jp/~success/sizen_ye.html
「寒山詩はないかい」
「丁度持合わしませんでしたな」
「宗門葛藤集は?」
「へえ、それも生憎・・・」 (265p)
葛藤集:
(四十にして惑った、兄)信行は
望み通り会社を辞め
鎌倉の西御門というところに
百姓家の小さい離れを借り
毎日円覚寺の僧堂に通うようになっていた(231~232p)
地球のコンディションが人類に段々よくなって来た
人類は発達して来た
が、ある時からそれが段々に悪くなって行く
段々と寒く、乾いて来る
その時から人類は漸次に退化して行く
そして到頭或る日哀れな最後の一人が死んで
人類は絶えて了(しま)う
(略、発達しようとする焦りは)
盲目的で病的になる事すらある
本来の目的を見失って却(かえ)って人類を不幸にするような
発達へ入り込む場合もあるが・・・(略)(113~114p)
「発達」とはなにか・・・
(記者は情報源は明かさない・・・情報源の秘匿)
「情報源自らが
『情報源はわたしよ』と
教えてくれたんだね」
「安田さんの奥さんは別段
悪いことしたとは思っていないんだな・・・」(45)
「行動に移されない思索が尊敬されない」となれば
思索することをやめない人間は
何でもよいからたえず行動していなければならない
ある種の精神病の療法のように
ファシズムはこういう意味で
ニヒリストの救いであった
(略)日本の右翼の楽天主義と
ファシズムほど程遠いものはない
(略、民族主義は、実はファシズムにとって二次的なものであり、その基礎は唯我哲学の拡張にすぎなかった)(202p)
ニヒリズム・行動・唯我・・・