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田川(健三):(略、オウム問題は宗教問題ではなく
一群の人間の巨大な犯罪の問題である・・・)
柄谷:しかし、たしか橋本治が書いていたけれども
宗教というものは本来ああいうものだという意見もある(笑)
浅田:原理的に通底するにしても、あきらかに段階の差がある
いわば、老舗の大銀行とヤクザ絡みのサラ金ぐらいの違いはあるわけですよ(笑)
そりゃ、バブルの後遺症の問題でわかったように
大銀行だって怪しいもので、突き詰めて言えば同じ穴のムジナかもしれないけれど・・・(128~129p)
年金とネズミ講も同型かも・・・
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シンポジウムⅢー3(1995)
柄谷:(スピノザの「神学・政治論」には)日本人が例に引かれていて
キリスト教が禁じられているにもかかわらず彼らはキリスト教徒より倫理的にやっているではないかなどと言っている(笑)
オランダと日本とは関係がありましたからね(107p)
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村井(紀):大内氏は自分が朝鮮系だということを誇ってますね
浅田:もともと向こうの方が先進国だもの
村井:朝鮮人差別が始まったのは日清戦争以降じゃないですかね
東郷茂徳外相の話がありましたが、朝鮮名でいたのに、途中で変える
安(宇植):(日清戦争でなくて)明治維新からだと聞いてますが
例の戸籍をつくる段階へ来て
東郷外相は親の代まで朴さんでしたね(151p)
東郷茂徳:
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シンポジウムⅡ-3
柄谷:芥川龍之介は(国木田)独歩はもっとも疎外されている者の気持ちを理解できた人間だという意味のことを書いている
しかし、本当は、そうじゃないでしょう
普通の他者に耐えられないタイプの人間が、そうするのです
全人類を愛する人間は隣人を憎んでいる、と
ドストエフスキーが言ったことがあるけどね(134p)
太田竜:
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