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村上:日本人はやっぱり体力がないなと思うのは
多田富雄さんでも、中村桂子さんでも、突然人間性とか言い出すんですよ
ああいうのが僕はすごく不満で(略)もっと厳密にきちんと語れる文脈があると思うんです
浅田(彰):多田富雄の「免疫の意味論」は(略)最終的には
意味論じゃなくて、無意味論であるべきなんだよ
村上:絶対そうです。無意味論であるべきです(140p)
免疫の意味論:http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0986.html
問題は「部品の病気」と「関係の病気」ということなのである。部分が治ったからといって、関係が治ったわけではない。多田富雄さんはつねに「関係の病気」を研究し、そのことを文章にも、能にも、詩にも、してきた。
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村上:サラリーマンはみんな織田信長とか「竜馬がゆく」とか読んでるけど
結局全部国内問題なんですよね(略)内紛なんです
そんなものを読んだっていまは全く役に立たない
(略)ボスニアの明石代表にとって
絶対に坂本竜馬なんて参考にならないわけでしょ?(前掲書113p)
今となっては「竜馬でも役に立つ」レベルまでニッポンは(世界的には)落ちぶれとるわけですなあ・・・
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