| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
| 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
| 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
| 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
| 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
厭世思想家と呼ばれ
神を殺した梅毒病みの大天才に多大な影響を与えた19世紀の哲学者は
あまたある芸術の中で音楽こそが意思全体の直接的な客観化をなしうる唯一の表現であることを見抜いたが
言語による表現は(略)意志全体を直接的に客観化しえない(391~392p)
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
青田はサンダルをからからいわせて、のどかな足どりだ
(略)外面だけでも超然としていられる人は、凄い
(略)悲しい、腹が立つ、孤独だ、鬱陶しい・・・
人はいつだって大騒ぎだ(一体自分を何様だと・・・)
(略)黙って耐えろ
人をあてにするな
すべてはあんた個人の問題なんだよ(361p)
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
ライヒは煽る
なぜ、キミは勃起を隠すのか
キミは精神的、肉体的に正常な反応をしただけなのだ
(略)でも、どこか、おかしい
正論は、いつだって、どことなくそぐわない(350p)
ライヒ:
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
自嘲したそばから
自己愛とでも呼ぶべきものが這いあがってきた
自己愛はいつだって腹のほうから這い昇ってくる
自己愛の通路が食道なのか脊椎なのかは判然としないが
とにかく腹腔内下方からじりじりとすりあがってくるのだ
(略)ステアリングを握る手に力が入った(276p)
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
こんなシートベルトが好きなものは
愛車に自らを括りつけ、縛りつけてよろこびを見いだす変態だと響きは思う
自動車マゾ、車マゾ
略してクルマゾだ
クルマゾは階級を問わず多々存在する(270p)
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
唇に触れたユキコの指先からはバニラの香りがした
一日中ケーキをつくりつづけているので
(略)響は甘い匂いをあまり好まぬが
ユキコの指先には似合っている香りだと思った(266p)
バニラはツル性着生野生ラン・・・
http://www.nippon-shinyaku.co.jp/herb/db/arekore/31_40/vanilla_planifolia.html
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
本州最北端大間崎は強風が吹きすさび
(略)ほんとうに何もなかった
(略)測量技術発達のおかげで一応は名所にまで出世したのだが
何もないということは
じつに何もないということで
まったく何もなかったのだ
そんな何もないところに(略)(162p)
鉄筋コンクリートのハコモノはあった・・・
田舎の人は「何もない」というのをビンボーの象徴として忌み嫌っているが・・・
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
このベストセラーは、中野さんの身にいろいろなことを引き起こした
(略)かかってくる電話が、ことごとく講演依頼で
しかも法外な講演料を示して、引き受けさせようとする
(略)中野さんは、うんざりして、最後は人間不信に陥った
中野さんは電話を使わない
私との連絡も、もっぱらはがきであった(前掲書207p)
木次(きすき)のチーズ:
北杜夫さんから編集部に電話が入った
(略)お宅の若い人が、僕の親友の辻邦夫君を追い込んでいる
彼は時間をかけていい仕事をする人なのでしばらく猶予を与えて欲しい
原稿が不足しているようだったら、僕が代わりに小説を書く、という
(略)この時の北さんの友情の証は、「指」と「おたまじゃくし」というふたつの作品にして編集部に届けられた(158p)
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
高橋一清著2008
作家でファクシミリを取り付けたのは
私が知る限り小松左京さんが最初である(略、1977年)
この装置があれば、小松さんは箕面から伊丹空港まで
原稿を航空便に載せるためにタクシーを走らせる必要もなくなる
しかし、その頃の送受信の速度はめっぽう遅く
三十、四十枚分の電話料となると
タクシー代のほうが安かった(17~18p)
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)