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< 傷つきのメタファー2 | メイン | エビ足の少年 >
サマセット・モーム(1874~1965)著1915
表題の由来はスピノザの「エチカ」情念論より
(人は情念を制御できないとき「ボンデージ」されている・・・自らの主人でなく、運命に隷属している)
絆(きずな)というのは悪い意味だったんですな・・・(恥)
主人公フィリップを縛っていた「絆」は一体何だったのか
「人生の幸福という、情念が勝手につくり上げた幻影の
空しい追求にあったといえよう
しかも彼は、いたることろ幸福の追求に敗れる
そして疲れ、やつれた旅人のように、彼が最後に到達したものは
(略)ひとつのニヒリズムであった」訳者(中野好夫)解説より