| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | |||
| 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
| 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
| 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
| 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
ある母親の一人息子が死んで
棺が担ぎ出されるところだった
(略)イエスは「若者よ、あなたに言う。起きなさい」と言われた
すると死人は起き上がってものを言い始めた
イエスは息子をその母親にお返しになった(115p)
死者を蘇らせる話はルカ伝のみ?
自殺未遂者が警察の手で運び込まれてくる
(略)病棟は、いつも満員の盛況だった
警察から、患者が運び込まれて来る度に(医師は)
いわばひとつのディレンマに直面する
患者がそこで死んだとなると、必ず、いやな記事が新聞に出るに決まっているし
患者がもう死んでいるか、それとも単なる酔っぱらいに過ぎないかは
実際問題として、容易にわからないことがあるのである(4-28p)
ヘロデは、自分の兄弟の妻ヘロディアとのことについて
また、自分のおこなったあらゆる悪事について
ヨハネに責められたので、ヨハネを牢に閉じ込めた
こうしてヘロデは
それまでの悪事にもう一つの悪事を加えた(106p)
ヘロディアの娘がサロメ
サロメ(クラナッハ画):http://blogs.knoxnews.com/mason/2007/11/gallery_of_horrors_pt_6.html
聖路加=聖ルカとわかったところで聖書をひもといてみる
(手許の新約聖書の99~163p)
ユダヤの王ヘロデの時代
アビヤ組の祭司にザカリアという人がいた
その妻はアロン家の娘の一人で、名をエリザベトといった
(略)エリザベトは不妊の女だったので
彼らには、子供がなく、二人とも既に年をとっていた
(略、天使が言う)あなたの妻エリザベトは男の子を産む
その子をヨハネと名付けなさい(99p)
フィリップが聖ロカ病院付属医学校に入ったときは
ちょうど学制改革があったばかりの時で
1892年の秋以前に登録をすませていた者は4年でよかったが
そうでない者には5年のコースになっていた(2-185p)
神学校、美術学校で挫折した主人公は医学の道を志す・・・
「偉大なる芸術ってもんはね
ある道徳的要素がなけりゃ存在しうるもんじゃないんだよ」
「ウワッ、驚いた!
(略)ああ、コロンブスよ、コロンブスよ
(略)君は、なんということをしてくれたのだ」(「人間の絆」2-46p)
20世紀の初頭から、アメリカ人は正義の味方・・・
その頃は、まだ、フィッツジェラルド訳の「オマル・ハイヤーム」が
ほんの選ばれた少数者だけにしか知られていなかったが
彼はそれを何度も繰り返し、朗読して聞かせた(前掲書175p)
ルバイヤート:http://www.aozora.gr.jp/cards/000288/files/1760_23850.html
フランスには、行動の自由はある
なにをしようと、やかましくいう人間はおらぬ
が、思想は、すべて他人が考えるように、考えねばならん
(ドイツでは)他人がするとおりに、しなければならん
だが、考えることは、何を考えてもいい
(略)だが、英国という国には、このどちらもないのだ
ただもう因襲ってやつに痛めつけられている
(略)きっとアメリカはもっと悪い(前掲書159p)
「かわいそうに、たった一人になるなんて
たまらないわねえ・・・それにエビ足じゃないの」
「ええ、エビ足なのよ
それが死んだお母さんの頭痛の種だったのよ」
その時エマが帰ってきた(前掲書1-12p)
エビ足の少年:http://www.salvastyle.com/menu_baroque/ribera_lisiado.html
三島由紀夫の「金閣寺」の柏木を思い出しますな・・・
サマセット・モーム(1874~1965)著1915
表題の由来はスピノザの「エチカ」情念論より
(人は情念を制御できないとき「ボンデージ」されている・・・自らの主人でなく、運命に隷属している)
絆(きずな)というのは悪い意味だったんですな・・・(恥)
主人公フィリップを縛っていた「絆」は一体何だったのか
「人生の幸福という、情念が勝手につくり上げた幻影の
空しい追求にあったといえよう
しかも彼は、いたることろ幸福の追求に敗れる
そして疲れ、やつれた旅人のように、彼が最後に到達したものは
(略)ひとつのニヒリズムであった」訳者(中野好夫)解説より