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自然は真空を忌むごとく
人間は平等を嫌うということだ
(略)元の木阿弥の公平時代に帰るのは狂人の沙汰である
よし狂人の名称を甘んじても帰ることはとうていできない
帰った連中を開明人の目から見れば化け物である
たとい世界何億万の人口をあげて化け物の域に引きずりおろしてこれなら平等だろう
みんなが化け物だから恥ずかしいことはないと安心してもやっぱりだめである
世界が化け物になった翌日からまた化け物の競争が始まる(244~245p)
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