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(「金閣寺」からの引用部分を引用しておこう・・・私自身も読書時印象に残った部分である)
「私には、外界といふものとあまり無縁に暮らして来たために、ひとたび外界へ飛び込めば、すべてが容易になり、可能になるやうな幻想があった」
(そうして主人公は好意をもった異性にある行動をおこすわけであるが・・・)
「外界は、私の内面とは関はりなく、再び私のまはりに確乎として存在していた」
「言葉がおそらくこの場を救ふ只一つのものだろうと、いつものやうに私は考へていた
私特有の誤解である
行動が必要なときに、いつも私は言葉に気をとられている」
結局、主人公は、有為子から面罵され、以後彼女を呪うようになる(25~26p)