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茂木健一郎著2006・・・(単行本は「心が脳を感じるとき」1999)
「心が脳を感じるとき」に至る道筋は、1997年にさかのぼる
その年の4月、私は実質上の処女作「脳とクオリア」を世に問うた
(略)当時の脳科学で(略)中心的な概念だった「反応選択性」が
意識の本質を解明するためには役に立たないと主張したり
(略)「相互作用同時性の原理」を提出したりと(略)大胆なことを書いているようにも読める
(略)「心が脳を感じるとき」で私が遭遇した新しいテーマとは
主観性(私が私であること)の問題であった
(略)クオリアが生み出されるプロセスのみならず
それが「私」によって感じられる主観性のプロセスを明らかにしなければ
意識の本質は解けないということに気づいたのである
その延長線上に「志向性」の概念があった
(略)ブレンターノによって、物質と比較した場合の心のユニークな属性であるとされた
「志向性」の概念はもちろん以前から知っていたが
その本質がどこにあるかが(略)自分の中で明確にわかったのである(文庫版へのあとがき、より・・・290~295p)
マッハの原理と反応選択性:http://www.qualia-manifesto.com/qualia/qualia-j-2.html