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マーティン・スコセッシ監督の「最後の誘惑」は笑えるということで意見が一致した
あの映画で描かれたユダは一番イエスのことを理解していると思う
(略)ユダはイエスを売って、十字架にはりつければ
彼を、もうこの世にはいない救世主にでっちあげることができると踏んだのだ(島田雅彦「彼岸先生」)
ユダがキリストをプロデュースした
この、聖書の正統的な読みから見ればとてつもなく冒涜的で、しかし非凡な島田の着想の中に
全ての「聖なるもの」の起源問題が隠されている(125p)
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