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小林(よしのり)は、命を賭すに値するような
物語や目的や価値が消え去ったから、生の充実感がなくなり
日本人のあいだにニヒリズムが蔓延してしまったと頻りに嘆いてみせるが(戦争論)
これは因果が転倒している
むしろ、近代の学校教育によって
人生には大きな意義があり、確固たる目標がある(べき)という
過剰な信念を吹き込まれた人々が
本来そんなものなどなきに等しい生の実相に絶望して
ニヒリズムに陥っているのである(前掲書336p)
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