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養老孟司著2002
(略)共生が生じているにもかかわらず、その後の多細胞形態では、排除の原理が強くなってくる
これはどういうことであろうか
多細胞形態は、単細胞に比較して、おそらく「個である程度」が弱い
したがって個を成立させるためには、排除の原理を強くしていった
そうした説明は不可能ではない。しかしこれは、説明としてはきわめて弱い
ここにはなにか、細胞が組織化されて生じた多細胞生物の個体というもの、その成立に関わる、もっと深い原理が存在している可能性を疑うべきであろう(184p)
(排除システムの誤作動として、自己免疫疾患と統合失調症が考えられるようだ・・・自分の一部を自分ではないと認識してしまうわけだ)