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柳澤桂子著1997・・・副題は、死の生命科学
好気性細菌は共生相手としてはとても都合がいい
酸素を使ってくれるのでその毒性を回避することもできるし
ATPを生産してくれるので、エネルギーをも得ることができ(略)
しかし、これが、私たちの老化、ひいては死と密接な関わりをもつことになってしまったのかもしれない(略)
(略)葉緑体とミトコンドリアは、それぞれ固有のDNAをもっていて、染色体のDNAとは独立に複製される
これは、葉緑体とミトコンドリアがかっては独立した生物であったことを示す強力な証拠とされている(66~67p)
(ミトコンドリアではなく葉緑体と共生すればよかったな・・・)
養老孟司著2002
(略)共生が生じているにもかかわらず、その後の多細胞形態では、排除の原理が強くなってくる
これはどういうことであろうか
多細胞形態は、単細胞に比較して、おそらく「個である程度」が弱い
したがって個を成立させるためには、排除の原理を強くしていった
そうした説明は不可能ではない。しかしこれは、説明としてはきわめて弱い
ここにはなにか、細胞が組織化されて生じた多細胞生物の個体というもの、その成立に関わる、もっと深い原理が存在している可能性を疑うべきであろう(184p)
(排除システムの誤作動として、自己免疫疾患と統合失調症が考えられるようだ・・・自分の一部を自分ではないと認識してしまうわけだ)