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AがBを食ったとして、Bが死なないで生きている場合があったとしよう
(略)これは(略)受精と基本的に同じことではないだろうか
(略)ある個体とある個体がお互いに共食いしようとして
結局両方とも食い切れずに共存したというのが
どうやら性の起源であるらしい(前掲書108p)
池田清彦著2003
最近までは酸素が生物の細胞にとって有害だということまではよくわかっていなかった
たとえば、呼吸がうまくできない新生児に対して
保育器の中を酸素で満たせば満たすほどよいと思われていたが
その結果、失明してしまった子供がたくさんいた
発生途上の網膜に酸素がダメージを与えていたのである(25p)
私は「構造主義と進化論」の中で
「コトバは時間を生み出す形式である」と考えたのだ
こんなことを考えた人は、今まであまりいなかったのではないかと思い、私はずいぶんうれしかった
私はこれを機に時間論にも興味を持ち出したのだが
その話はここではしない(前掲書148p)
(これはネキではない・・・ホソとコバネが離れてますな)
私が東俣で採ったシラホシヒゲナガコバネカミキリは
北アルプスや北海道のものとは少し違い、高桑君がこれを別亜種として記載し
亜種名にイケダイ(ikedai)という私の名前をつけてくれたのである
さらにこのカミキリは今では独立種の扱いになっていて
ホソムネシラホシヒゲナガコバネカミキリ(モルルクス イケダイ)という
独立種としては日本で二番目に長い和名を持つカミキリである
(ちなみに一番長いのはチュウジョウクビアカモモブトホソカミキリである)(前掲書69p)
前者が19字、後者が20字ですな・・・
なお、やはりモルルクス属のオニヒゲナガコバネカミキリの記載命名者(のひとり)が池田センセ~であるようだ
池田清彦著1997
ネキ(ホソコバネカミキリの愛称で属名のネキダリスからきている)というのは(略)ほとんどすべて珍種ばかり
カミキリ屋の人気の的であったのだ
今でも日本産のネキをひとりで全部持っている人はいないと思う(67p)
ところが・・・http://www2.gol.com/users/nanacorp/ZUKAN/1deai-neki.htm
ネキについて・・・http://nh.kanagawa-museum.jp/tobira/9-2/takakuwa.html
男性は、ではどうしたらいいのでしょう、とよく言われますが
私は女性なので、よくわかりません
基本的に男性というのは
女の人に助けられればいいのではないか、と思っています
(略)女性にゆだねる勇気を持つのがいいのではないでしょうか(246p)
赤ちゃんも、自然なお産では、泣かないことが多いのです
肺呼吸にうつる瞬間に、声をあげることはありますが
つらそうに真っ赤な顔をして叫ぶように泣く、というのは
自然に生まれたばかりの赤ちゃんの姿とは少し違います
考えてみれば、野生の状態で生まれてきた赤ちゃんが大声で泣けば
周囲に存在が筒抜けで、とても危険ではないでしょうか
自然なお産は、本来は静かなものです(88p)
前述の高岡英夫先生の主催される運動科学研究所の
「大和撫子のからだづくり教室」というコースで
「月経血をコントロールできるからだづくり」のトレーニングが行われるようになり
月経血をトイレで出せるようになってきている女性は、最近私の周りにも増えています
彼女たちの話を聞くと、月経のたびに意識するようになったことで
同時に月経をいとおしむような気持ちが生まれてきたといいます(83p)
(略)この現在八十代のおばあさんたちは
自分たちがやっていたことは次の世代はやっていないですよ、と言います
七十代の方たちは「ずっと赤ちゃんをくっつけて育てて」ということはしていないのです
名栗のおばあさんによると、八十代と七十代では全然違うのだそうです(34p)
三砂ちづる著2004・・・副題は、女性の身体性を取り戻す
ざらんざらん、べろんべろんと小僧さんの尻をなめた
などという表現が、子ども向け絵本に出てきて、ぎょっとしたのを覚えています
あれは、社会のなかで適切な役割を与えられない独身の更年期女性が
山に籠もるしかなくなり、オニババとなり、ときおりエネルギーの行き場を求めて
若い男を襲うしかない、という話だった、と私はとらえています(3p)