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ああそうか
おれのセロの音がごうごうひびくと
それがあんまの代わりになって
おまへたちの病気がなほるというのか
よし、わかったよ
やってやらう(前掲書174p)
我々は生存せんがために生存そのものを持っている
これ以外のあらゆる生存の意味付けは観念にすぎない
観念なるものは一切虚偽である
だが我々は生存そのものを
生存そのもののうちに忘却することが出来る
これが救済のすべてである(140p)
一般に欠如の感覚は
欠如を充たすことによって消解するのでなく
正しく僕の経験によれば
掘り下げることによって消解するのである
人間は他の者の不幸を如何にしても消解せしめることは出来ない(131p)