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ディオニュソスの仮面は、自らのうちに謎を秘めた現れ
つまり本体のない仮象である
個々のさまざまな生命体、つまり「もの」も生命の現れであり、存在するものであるが
しかし自らをうみだしたもの・・・「こと」としての生命・・・
の謎をあかしはしない現れである
それゆえ「もの」は、自らの出来(しゅったい)の謎を解くように、私たちを誘っているのである(49~50p)
英雄テセウスが、クレタ島の迷宮にすむ怪物ミノタウロスの餌食にさせられるために、島に送られてきたとき
かれに、迷宮から外にみちびく糸を授けて、島から脱出させた女性が、アリアドネである
いまここで興味をそそられるのは、その後日譚である
すなわち、テセウスに捨てられてしまったアリアドネがディオニュソスと結婚するという話である
かれらの聖婚は、一体、なにを示唆しているのであろうか
(略)ニーチェによれば、テセウスとディオニュソスのちがいに(略)秘密が隠されているのである(前掲書44~45p)
ディオニュソスのもたらすものは(略)形なき陶酔である
(略)それに対してアポロンは、知と光の神であるから
形をみせしめる原型を象徴しているが
しかし形をうむ力をもってはいない・・・だから
アポロンがもたらすものは、陶酔ではなく
静けさを湛えた夢である(生命の哲学、36p)
石田長生(おさむ)・・・縁起のいい名前ですな
先月から勤務されている新しいドクターの
高校の一年後輩であるとのこと(八尾高)