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セックスが子供を産むという大義を失った以上
人間関係も目的を見失ったようになりますね
社会が目的をもたないのと並行して
人間のセックスにも目的意識がなくなり
人間の明日が見えなくなってきているのです(230p)
(略)はっきりいえることは、育児ができない母親は存在するということです
(略)十人に一人くらいは育児のできない母親は存在すると思います(148p)
1988年・・・中2男子生徒による
(略)(マスコミがとうとう)報道はするけれども原因はよくわからないという事件に今次々と巡りあってるわけです
(略)六十年代と比較すれば簡単なのですが、子供たちや若者たちが討つべき相手、憎しみを向ける相手がどこにもいないわけです
そうすると誰もがもっている邪な攻撃性をどこに向けるか、ということが現代人の課題になってくるのです
そして時代は、怒りや憎しみの行き先を身のまわり、ドメスティックな部分で処理するよう設定し始めたわけです(142~144p)
前掲書のケース12:映画・羊たちの沈黙
かっては現実の世界で人間の狂気や欲望を引き受ける存在として、芸人や小説家がいました
今や芸人も小説家も非日常をよりも日常を生きる、あるいは、まともな生活を生きざるをえないのです
今の状況では、狂気を職業として取り扱う精神科医に
ますます非日常と日常の橋渡し的役割のお鉢が回ってきたのだと思います(83~84p)
精神科医自身も自分のことは秘密にしています
それは僕たち精神科医の素顔を患者側に自由に想像してもらうためです
当たっているかどうかは別にして、その想像自体は、想像をつくり出した側のことを理解するのに非常に役に立つのです
(略)精神科医の心の中は公開してはいけないのです
(略)これは治療技法のひとつなのです
きたやまおさむ著「みんなの精神科」(82~83p)
そうだったんですか・・・私は公開してたかも・・・
後悔しますな・・・公開せんとこ・・・
心の病ではなかったとしたら
相撲協会は彼を許容しないであろう・・・
心の病だったとしたら
相撲協会は彼を許容しないであろう・・・
結論:彼が相撲をとることは今後ないであろう
ケース4:ガンノイローゼ
5:鬱病
6:性倒錯
7:心のホームドクター
8:ジョン・レノン
9:映画・南東から来た男
10:映画・レインマン
11:映画・レナードの朝
12:映画・羊たちの沈黙
13:尾崎豊
14:いじめ
15:デザイナーの死(自殺)
16:カウンセリング
17:クリニカル・サイコロジスト
18:カウンセラー
19:ファミコン
20:両親祖母殺害事件
21:母親蒸発三児置き去り事件
22:甲山事件
23:ちびくろサンボ
24:サンタクロース
25:登校拒否
26:先生に言ってやろ
27:阪神大震災
28:映画・危険な情事
29:テレビ・ねるとん紅鯨団
30:映画・フォエバーフレンズ
31:映画・つるー鶴
32:湾岸戦争
33:映画・薔薇の王国
34:クロワッサン症候群
35:映画・マディソン郡の橋
36:日本人の性
(ああしんど・・・全部に言及するのは無理だな)
先程わかったが、北山修センセ~は現在日本精神分析学会の会長であるようだ
http://www.seishinbunseki.jp/president.html
3:ゴキブリ恐怖症
私たちの中に棲む平凡な狂気のひとつに、昆虫恐怖症があります
(略)それではどうすればゴキブリ恐怖症を治すことができるでしょうか
(略)投影のメカニズムを考えてみれば答えは自ずと出てきます(35p)
2:拒食症
拒食症は精神科の病としては珍しいくらいに
死にいたる病です
そのことは、カーペンターズのメンバーが亡くなったことで
よく知られるようになりました(26p)
きたやまおさむ著講談社+α文庫
雑誌初出は1988~1993年・・・一昔前ですな
著者は1991年九州大学の助教授になっている(医学部でなく教育学部カウンセリング学科・・・その後教授に)
(同年大阪でのコンサートに行き、ゲストの小室等やマイク真木を初めて見たな)
症例(ケース)をピックアップしながら読んでみよう・・・
1:ヒステリー
面白いのは誘惑的行動があげられていることです
この特徴は「女の武器を使う」というか
男の目を巧みに惹いているように解釈することもできるもので
この病気の治療では、そこが問題となってくるのです
(略)ですからヒステリー性格の人は、若いうちにある程度性格を変えたほうが本人にとっても楽だと思います
しかし(略)原因が自分の問題だと認めにくいからこそヒステリーになっているのだから、治りにくいのも当然です
だからこそ、性格を映し出してくれる「鏡」として、信頼できる精神科医が必要なんですね(23~25p)