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近代化によってともすると崩れようとするこのバランスを
上からの国体教育の注入と下からの共同体的心情の吸い上げによって
不断に調整するのがそこでの「統治技術」にほかならなかった
(略)この仕組みを徹底的にメカニズムの点から暴露していった共産党も
またそれを純粋に心情の体系としてとらえようとした右翼ナショナリストも
(略)「おとな」の見解から背馳した「極端」な認識として斥けられる運命を免れなかったのである(48p)
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