さいのこどくだ
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世紀末の作法4

さいのこどくだ / 2007.05.28 22:57 / 推薦数 : 0

 社会システム理論は普遍理論(どこにでも適用できる理論)ではあるが

 

 

 (略)普遍理論であることを自称するローカル言語、であることを自称する普遍理論(・・・以下続く)なのだ

 

 

 まるで判じ物だが、具体例で説明しよう

 

 

 (略)ハーバーマスらが肩入れする市民社会的な普遍思想が

 

 たかだか「連合国」のローカリティーに過ぎないことを

 

 

 徹底的に論証するルーマンの普遍理論は

 

 

 にもかかわらず、というか、だからこそ

 

 

「枢軸国ローカル」な言語空間にみごとに共犯的であり

 

 

「ドイツ人」ハーバーマスはまさにそのことに苛立っている

 

 

 これが有名なハーバーマス・ルーマン論争における「対立の構図」である(386p)

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世紀末の作法3

さいのこどくだ / 2007.05.28 22:38 / 推薦数 : 0

 もちろん全員が「まったり」したら

 

 

 ただちに社会システムは沈没する

 

 

 「まったり」できない損な役回りであるにもかかわらず

 

 

 かってのように尊敬どころか、存在すらも認知されない

 

 

 「システムの設計・維持管理者」の動機を

 

 

 いったいどうやって調達すればいいのか(367p)

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世紀末の作法2

さいのこどくだ / 2007.05.28 22:10 / 推薦数 : 0

 今日的な問題は、システムにおける一定部分の「無規範性」ではなく

 

 

 むしろ「過剰な規範性」にこそあるように思われる

 

 

 何が良きことなのか不透明なシステムで

 

 

 「良きこと」へと過剰に動機づけられた人々が

 

 

 救済と称してサリンをまく

 

 

 「社会のために働く」ことに強く動機づけられた優等生が

 

 

 官僚になって不透明なシステムの中に墜落し

 

 

 見当外れの政策を実行する(289p)

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世紀末の作法

さいのこどくだ / 2007.05.28 19:21 / 推薦数 : 0

 宮台真司著角川文庫2000

 

 

 だから若い娘を持つ親御さんにご忠告しよう

 

 

 彼女たちをたとえ無菌室に隔離できたとしても

 

 

 それは「免疫のない人妻」づくりに貢献するだけで

 

 

 「安心」どころか「危険」の兆候なのだ

 

 

 「免疫のない人妻」は、タワワに実った果物みたいなものだからである(28p)

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ためらいの倫理学8

さいのこどくだ / 2007.05.28 12:28 / 推薦数 : 0

 さんざんソープランドに通ったすえに反省して

 

 

 「アジアの売春婦に反対する男たちの会」の結成に参加した

 

 

 谷口(和憲)の経験から、いったい何を学んでほしくて

 

 

 上野(千鶴子)はこのテクストを収録したのか、私にはぜんぜん理解できない

 

 

 この無内容なテクストの教訓が

 

 

 「反省することははじめからしない」ということだとすれば

 

 

 あらためて(上野千鶴子に)教わるまでもなく

 

 

 私はそれを幼稚園で教わった(156p)

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ためらいの倫理学7

さいのこどくだ / 2007.05.28 08:12 / 推薦数 : 0

 哲学者たちはそこで「必当然的明証性」(決して疑い得ないこと)というものを

 

 

 何とかして探し出して、とにかく知の身分保証をしようとしてきた

 

 

 (デカルトの「コギト」やフッサールの「超越論的自我」・・・)

 

 

 (略)(レヴィナスは)次のような洞見を得た

 

 

 知の徹底性への疑惑から逃れる仕方はいつも同じである

 

 

 それは必当然的明証性という「物語」をつくりだすことである

 

 

 哲学者は(略)それが自分で創り出した「物語」でしかないことを構造的に忘却する(279p)

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