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わたしがイギリスに行って感じるのは
余生ということである
人にも余生があるように、国にも余生がある そして、
余生はすべからく貧乏になっていなければならない
若い頃は金持ちで、老いて貧乏 紡錘形の人生
(略)大傑作を人類に残したいなどといつまでもあがいていてはいけない
そういう若気の至りが、世界の混乱を招いたのだ だから
わたしは今日も、貧乏の空気を吸いにどこかへ出かけるのである(高橋源一郎著「タカハシさんの生活と意見」)
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