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前掲書より
確かにアリストテレスの哲学は古いとしか言いようがないが
(略)少しアリストテレスを見直す気にもなった
(略)「愛されているものが自分は動かず自分を愛しているものを動かす」仕方で動かされているというのだから
儀助にとってこれはもう問答無用まさに宗教的感情に近い得心であるとしか言いようがないのだ(279~280p)
真に重大な哲学上の問題はひとつしかない
自殺ということだ(カミュ「シジフォスの神話」)
ならば人は須らくこの御利益に与るため
自らが死すべきときをおのれで決めるべきではないのか(筒井康隆「敵」)