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ニーチェのいう個別化されたこの宇宙では、世界という鏡は割れ
無数の主体性の破片となって散らばっている
それでも、神の視点というものがもしあるとすれば、それは
宇宙全体に散らばった個別化された世界の破片を
かき集めたときに現れるのであろう その時
その一つになった鏡には、どのような光景が写っているのであろうか
私たち一人一人は、おそらく奇怪な個別に過ぎない
理由がわからないままこの世界に生み出され
やがて消えていく しかしこの奇妙な個別が
なぜかは知らないが普遍に接続できるということを
私たち一人一人が、意識の中で刻一刻と感じる
クオリアのプラトン的完全さを通して知らされている
(終章より)
(うまくいってない、というような)ネガティヴな感情にも、生きる上での「感情のエコロジー」の中で、ある一定の意味はある
ネガティヴな感情を持つことは、人間が制御不能な人生を生きていくための、創造的適応の一部分であるとさえ言える
(茂木健一郎著2005年、第1章より)
「ペスト」とは、「私」が「私」として存在することを自明であるとする人間の本性的なエゴイズムの別名である
(略)「自分の外部にある悪と戦う」という話型でしか正義を考想できない人間、それが「ペスト患者」である
(・・・略・・・)ここにタルーのモラルの独自性がある
(内田樹著「ためらいの倫理学」より)
タルー:(略)誰でも自分のうちにペストを持ってるんだ(略)
(・・・略・・・)
タルー:結局、僕が心をひかれるのは、どうすれば聖者になれるかという問題だ
リウー:しかし、君は神を信じてないんだろ
タルー:だから、人は神によらずして聖者になりうるか・・・これが、僕にとっての唯一の問題なんだ
チフス菌の学名は
サルモネラ・タイファイ
コレラ菌の学名は
ビブリオ・コレライ
すなわち、チフス菌はサルモネラ菌(属)の一種であり
コレラ菌はビブリオ菌(属)の一種である