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「パラサイト・イブ」という評判になっている小説を読んだ
文章が汚い、というだけではなく、「想像力」の問題でこの国の最低の現状を象徴している
(・・・略・・・)ミトコンドリアや核酸を擬人化している
それは想像力の放棄であり、小説家が決してやってはいけないことだ
(略)中途半端な科学の知識で退行を曖昧なものにしてしまう、それはオウムのテクニックの一つだった
現状は想像を絶して暗い
だが出口がないわけではない(242P)
続きを読みたいものだな・・・パラサイト・イブも読んでみたいな
キューバから戻った村上龍センセは欝になった
ほとんど外出もしなくなってしまった(ヒキコモリですな)
だがこのところ少し外に出るようになった
ヒットだったのは、都内某クラブで深夜おこなわれたSMの(略)
「(略)あなたの小説と映画のおかげで、SMの地位が向上しまして、感謝しているんですよ」
(略)あれだけもてると、ひょっとしたらキューバよりやっぱりこっちがいいかも、と一瞬思ってしまった
コンサートとか試写会とかも一切行かなかったのだが、出かけるようになってきた
SMには抗欝効果があるようだ・・・村上龍の映画みてみようかな
(前掲書の「トラウマはいやすものではなく、それから自由になるべきものだ」より)
傷をいやす、というのは、あまりにも自然でそれとは気付かない「依存」だと思う
傷がいえるわけではない。傷のことを考えないで、時間が過ぎていくだけだ
実は、そこに、日本的な共同体の本質があるように最近思えてきた
共同体は、生きのびていくための何かを与えてくれることはない
共同体によって勇気を得る人間なんかどこにもいない
ただ、共同体は、傷をいやすようにみせて、時間だけをやりすごすのである
(前掲書より)
亡命は、少しだけ離婚に似ている
何かからは自由になる
だが、そのために、多くのことをやらなければならない
オレだったらどうするだろう、と何度も考えた
たぶん無理だろうと思った
亡命は面倒臭い
村上龍著「すべての男は消耗品であるVOL4」より
この前、柄谷行人さんに会って
お前はボクの言葉を勝手に使ってるけど
交通とか外部とか制度とか
使い方が違うよ
と言われた
(略)時折の苛立ちと、巨大な退屈を我慢すれば、この国は楽だ
安全だし、ヌクヌクしていて、そばや天ぷらや刺身がある
最近、急に日本茶が好きになってしまった。年のせいだろう
(略)そのうち、盆栽とか、能とか好きになったどうしよう