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このシリーズを毎年この日に書いているのですが、今年のニコニコ総合病院バレンタインは…。
ひげ部長が怒っている、すっごく不機嫌だ。わ、近寄らないようにしよう。私がそう思っている矢先にKY(空気読めない)なプロパーさんが「先生、○○に関するご案内を…」と言いながらひげ部長に近寄っていった。バカだこいつ。
ひげ「そんなものより、チョコはないのか」
プロパー「チョコ!?」
安ちゃん「先生、今年のチョコ何個でした」
と、安ちゃんは知っててKYなコメントをしてしまった。
ひげ「0だよ、0、何か間違ってる。やっくんは?」
やっくん「1個ですよ、重症の人格障害の患者さんから」
実はやっくんはもう一個もらっていたのだが、ひげ部長を気遣って1個と言ったのだ。私は毎年決まった女性患者さんから「魔法たわし」をもらっていて大変重宝していたのだが、その患者さんは状態が悪くなって別の病院に入院してしまい、バレンタインに安ちゃんに何かをくれる人はいなくなってしまった。
50を過ぎてチョコレートもないだろうに…と思ったが、来年のバレンタインにはひげ部長にドデカイ「義理チョコ」を準備しようと心に誓った安ちゃん三十路の冬であった。
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