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またアメリカで新型のインフルエンザだそうです。騒ぎが広がらなければ良いのですが・・・
アイオワ州保健衛生当局の報告
CDCの報告
子供の間での流行のようですが、幸い軽症のようです。通常のサーベイランスで見つかったようなのでもしかしたら結構流行しているのかもしれません。
当地ではまだインフルエンザの流行はありません。新型が流行した年に比べるとワクチンの希望者も減っています。のど元過ぎれば・・といったところでしょうか。
今年から小児に対するワクチン接種量が改訂されました。いままでより効果が出ればいいのですが・・・
話には聞いたことがあるんですが、そんなことする人がいるんですね。
http://www.gizmodo.jp/2011/11/genius-parents-are-organizing-pox-parties-on-facebook.html
情報元がデジタルガジェットサイトのギズモードというのもちょっとびっくりですが、なるほどこんな分野でもソーシャル・ネットワークが活用(悪用?)されいているわけです。
海の向こうではなんでも自然がいい、というわけでわざわざ自然感染させる人もいるようですが、児童虐待に敏感なお国柄です。個人の自由ということで見逃されるのか、はたまた警察沙汰になるのか・・・
たかが水ぼうそうっていったって免疫不全患者はもちろん、健康そうな人でも重症化することはありますし、将来の帯状疱疹のリスクもあります。やはり一種の虐待だと思うのですが・・・
たまたま同席した人の中にステロイドを飲んでいる子がいたら、一歩間違えば殺人行為ですよね。
まあ、病原菌の国境もなくなってきているようで、日本のユッケ騒ぎが最近話を聞かなくなったら今度はドイツで流行しているようです。こちらは原因食物の特定に混乱があるようで・・
とばっちりを受けたスペインのキュウリ農家はカンカンのようですが、どうやらドイツ産「もやし」が疑わしいようで? そういえば堺の集団発生ではかいわれ大根が疑われましたから、この手の野菜は汚染されやすいようですね。水耕栽培みたいできれいに作れそうに思うのですけど。
ところでドイツ人ってもやし食べるの? ビールとソーセージの付け合わせと言えばザウアークラウトなわけで、そこにもやしがお皿にのっかっていたらちょっと合わないかな、と。
どうやら原因とされているのは「スプラウト Sprout」ということで、そういえばスプラウト入りのサラダってのは見たことがあるような記憶が・・
芽野菜というわけでしょうが、それがいわゆる「もやし」と同じものなのかは、ドイツ留学経験のあるかたならご存じかもしれませんが、もしかしたら正確に訳されていないのかもしれません。
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宮崎の高校で髄膜炎菌感染症の集団発生があったようですね。
個人的に学校での集団発生の経験はありませんが、以前TVドラマの「ER」で大学での集団発生で大騒ぎになる話が出ていました。学生寮などの環境では大きな問題になるのでしょう。
個人的にはもう20年以上前の新人時代に兄弟例を経験しています。一人が発症して化膿性髄膜炎と言うことで確かペニシリンの大量療法をしたら幸い翌日には軽快傾向が出てきましたが、検査室からどうやら髄膜炎菌らしいとの連絡。当時ですらすでにかなり珍しい病気になっていましたから同僚とまた、珍しい病気に当たったモンだ、と話していてふと、そういえば兄弟いたよね、予防投薬いるんじゃない、と気づいて大慌て。すぐに電話したら、実はさっきから高熱が・・・
えらいこっちゃ、というわけでとにかく急いで連れてきてもらって髄液検査したら髄液はクリア、血培もとって抗生剤をどかんと投与したのですが、ふと見ると下肢に出血斑がじわじわと・・・
あんな肝を冷やしたことはそうはありません。幸い数時間で出血傾向はとまり、状態は翌日には改善しました。ぎりぎりセーフ、と喜んでいたら血液からも髄液からもやはり髄膜炎菌が・・・
発症前に治療が奏効した髄膜炎菌性髄膜炎の一例、で発表でもするか、と冗談が言えたのは経過が良かったからです。
その後自分では当たりませんでしたが、比較的身近なところで2例、話を聞きました。いずれも急速に全身状態が悪くなって残念ながらな亡くなられたそうです。ちなみに伝聞ですので確かではありませんがその2例は重症化する前日に近医を受診しており、診断の結果細菌感染は考えにくいと言うことで抗生剤投与は受けていなかったそうです。もし藪医者にかかっていてなんでもかんでもの抗生剤をもらっていたら経過は違っていたかも・・と思うと微妙ですね。あまり自慢できる話ではありませんが、ふと不安になると「今晩熱が上がったら、まあ、大丈夫だと思うけどサワシリンだけのんどいて・・」なんて治療をしちゃうこともあります。
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昨日からネットなどで結構な話題になっていますが、短期間の間に4例の接種後死亡例が報告され、アクトヒブとプレベナーの接種が一時中止となるようです。情報が交錯して混乱していましたが、一応厚労省のHPにはアップされていました。
いずれも細菌性髄膜炎の予防に重要なワクチンで世界的には標準的なワクチンです。ようやく国内でも接種可能となり、行政からの補助も得られて接種が軌道に乗りかかってきたところでつまずいた形です。
土曜は開業の先生方は診療を行われていますし、情報が迅速に伝わらず、知らずにうっちゃった、ということも起こりそうですね。
それにしても・・・
いつも思うのですが、厚労省は自治体に通知を出しといたから・・・ってその情報が末端まで伝わっているかどうか全く関知していません。医者が情報を知るのはいつも新聞かネットから得られた情報。保健所や自治体に連絡してもあやふやな情報ばかり。デジャブのような気がしますがなんのことはない、ちょっと前の新型インフルエンザでさんざん振り回された状況が全く変わっていないだけですね。
予防接種行政に関しても相変わらずです。こんなに世界的には一般的なワクチンなのに国内治験のデータは大したことはなく、副作用モニタリングも「何かあったら報告する」というシステムなので、何もないことのデータは大して蓄積がないし、因果関係のはっきりしない副作用は漏れる可能性が十分です。
今回は複数同時接種のケースばかりのようですが、もし同時接種の安全性を問われたら「現場の医師の判断でやったことだから・・・」と責任転嫁するんでしょう。
やはりこういった分野は行政からある程度独立した機関に予算と権限を渡して少なくとも世界の先端を走るような安全性を確保できるシステムを作るべきでしょうね。権力闘争に明け暮れる政治家や、行政のための行政の専門家にはとても任せられません。
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連日のようにマスコミがインフルエンザワクチンを話題に。
「いよいよワクチン接種が始まります!!」
って、誰が、どうやってうつの?
9日に出荷が始まるらしい。とりあえず問屋の倉庫に? どうやって誰が注文を出して医療機関に分配する? 優先順位を誰が決めて、いつうつかどうやって決める??
事務の人に聞いてみました。「どうなってんの??」
返事「さぁー??」
当院のインフェクションコントロールドクター(ICD)に聞いてみました。「何か知ってます?」
返事「いや、ぜんぜん・・・」
開業医の先生が困っている。対象になっているこどもに短期間に接種するには小児科医のマンパワーが絶対的に足りない。
厚労省は一医療機関あたり何人ぐらい接種すると想定しているんだろう。もしかしてそんなことは全く考えていない?
ひょっとして連日やっている会議は大本営の机の上の夢物語?
心配な患者さんから問い合わせが毎日何件も。「すんませんねー、新聞にのっている以上のことは何も知らないんですわー」
看護師、きれかかっている。
「これ以上のことは保健センターに聞いてください!」
いや、保健センターも知らないだろうな。今度から
「これ以上のことは厚労省に聞いてください!」と答えたら、とアドバイスしておきました。
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微妙な緊張感が持続する新型インフルエンザ。国は現状追認と言うことで一国2体制方式を選んだようですね。神戸、大阪の現場の先生方のご苦労は大変なものでしょう。本来国が指針を出すべきなのに完全に後追いですもんね。
すでに関西では開業医で見つかったA型陽性患者はPCR検査しないそうですからしきりに報道される国内患者総数はすでに意味がなくなっています。
県境を越えるとがらりと対応が変わるというのも・・
まあ、わかったことはどうやらCDCのガイドラインを見ながら対応していればあとからお上がお墨付きをくれそうな様子です。いざとなったら腹を据えて覚悟を決めるしかなさそうですね。当地はいまだ患者ゼロですが時間の問題でしょう。
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先週初めから外来患者の数がすとんと減りました。小児科はもともと季節性が強いのでまあ、こういう時期もあるかなーとも思いましたがなにしろ来る患者は予約患者、紹介患者だけでたまにフリーで来る患者はごく少数のお得意さんぐらい。なんかへんだね、と話していたらスタッフの一人が「ひよっとして・・」と。
週末からテレビで地域の新型インフルエンザ対策をがんがん報道していたらしいのですが、そのなかで患者が発生したら当院へ、というフローチャートが何度も出ていたらしいのです。
あ、なるほど、今あの病院に行ったらうつるかもしれない・・という心配から足が遠のいているのもありそうな話です。
んー、これも一つの「風評被害」でしょうか。
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タミフル耐性のインフルエンザが増えているようで、代わりにリレンザを、という動きもあるようだし、一方で予想されたことですがリレンザもインフルエンザの異常行動と関連しているかもしれない、という注意喚起があるようです。
まあ、使用方法が面倒であまり使われていなかったリレンザがタミフル問題で使用量が増えてきたのでいずれこうなるだろうということは予測されたことです。
今までも可能性について注意はしていましたが、これからはリレンザも使いにくくなりそうですね。
今年のインフルエンザは比較的軽症例が多いように思っているのですが、喘息患者の場合やはり喘息の悪化が心配なんで希望があればリレンザを処方していましたが今後はどうしよう・・
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NHKや全国ネットのテレビなら出演話があったら飛びつく人も多いだろうし、中には自分から売り込む人もいるけど地方局レベルになると偉い先生も面倒らしくてたまに「丸投げ」の白羽の矢がぐさりと。
出たくもないけど断るに断れず・・・ということで昨年インフルエンザの話をしたら今年もお願いしますと。
冗談じゃない、もう懲り懲りだよと話すと、いや、ビデオは撮りませんから是非に、と。なんでテレビなのに撮影なしなのかな、と少し不審には思いましたが丸投げ元に義理もあるのでしぶしぶ承諾。
当日ろくに予習もせずに、まあ、適当に話をすれば、と思っていたらきっちりカメラと音声がくっついている。
「は、話が違うやないか」と言うと、「えっ、それは診察風景は撮りませんと言うことで・・ せんせーは撮らせてもらわないと」
んー、だましたな、おぬし。
まあ、こうなったら腹をくくるしかありません。
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