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< さまよえるインフルエンザワクチン | メイン | 2010年は・・・ >

小児へのワクチン接種前倒し

crane / 2009.11.07 01:34 / 推薦数 : 1

厚労省が乳幼児への新型インフルエンザワクチンの接種前倒しの方針を出すようです。11月中旬?? 基礎疾患がある患者への接種がいつまでも方針が決まらずにようやく11月中旬から始まるというのに同時に乳幼児への接種開始ですか!?

確かに現在の流行状況は学校や幼稚園での集団発生が中心で、意外にも両親や祖父母への感染はそれほど目立ちません。もっとも流行の中心である乳幼児の予防対策は重要ですが、そんなこともっと前からわかっていたことです。
せっかくできたワクチンの在庫をいつまでもかかえて不毛な議論を繰り返して、どうしようもなくなったら一斉に放出するのでしょうか。

ただでさえこれから小児科医療は嘔吐下痢症やRSウィルスの流行などで忙しい時期を迎えます。現場にそれだけの余力があると考えているのでしょうか。平均値をもとにぎりぎり医療を強要してきたのは厚労省です。新型インフルエンザの津波に耐えられるような体制作りは全くしてこなかったのはいったい誰?

結局は患者を前に悲壮な覚悟で火事場の馬鹿力を出すしかない現場に依存するんでしょう。患者を人質に取っているのはスーツを着てそろばんをはじいている誰かさんたちなんでしょうね。

スタッフにはこれから年末まで総動員体制をとるしかない、と話しました。結局現場はぶつぶつ言いながらもやるしかないんです。「やればできるじゃん」って言われてなにも改善されないのはしゃくに障りますが・・・

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