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ゆうあいクリニックは土日も検査をしているかわりに、月曜日が休診日です。
今日は、今年度始める共同研究のために、ある大学で打ち合わせをしてきました。
大学構内の桜はまさに「満開」でした♪
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今年この大学に晴れて合格して、意欲に燃えて入学してきた学生さんもいらっしゃることでしょう。
今の医療情勢は決して「満開」とは言えませんが、6年後の卒業、そして8年後の研修医修了時には、今の気持ちを忘れないで素敵なドクターになってほしいな、と桜を見て感じました。
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健康ブログ
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いいニュースがありました。
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【転載はじめ】
舛添厚労相 HPVワクチン公費負担に前向き姿勢 与党ワクチン議連が提言書
2009年4月3日 提供:Japan Medicine(じほう)
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自民・公明党のワクチン予防議連(会長=坂口力元厚生労働相)は3月31日に舛添要一厚労相と面談し、子宮頸がん対策と、予防接種制度の抜本改革を柱とする提言書を手渡した。議連の出席者は、坂口会長、鴨下一郎会長代理、清水鴻一郎事務局長。厚労省側は、舛添厚労相のほかに、上田博三健康局長も同席した。
提言書を受け取った舛添厚労相は、子宮頸がんを予防するHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンについて、「承認後、自己負担を軽減できるようにしたい」と発言。「すぐに医療保険を適用するわけにはいかないと思うが、少子化対策の一環として予算措置することは可能かと思う」と述べ、公費負担に前向きな姿勢を示した。
鴨下氏は、「予防接種法が現状に対応できていない」と指摘し、ワクチンの研究開発や、予防接種のしやすさ、行政訴訟問題など、「ワクチン全体的に課題がある。もう一度、下地から考え直さなくてはいけない」と指摘。これに対して舛添厚労相は、「産業振興と安全使用の両面をどうするか考えたい。産業振興の観点では、優れたワクチンを開発し、海外に輸出してもらいたい」と期待感をにじませた。
提言書では、2009年度中に、<1>がん対策推進計画に「子宮頸がんの検診と予防ワクチン接種の推進」を盛り込み、各自治体が策定する計画に反映させる<2>HPV検査と細胞診の併用を推奨する<3>HPVワクチンと検診について十分に啓発し、費用負担軽減措置を導入する-の3項目を措置するよう求めている。ワクチン行政改革の必要性にも触れており、厚労省のワクチン行政一元化や、「ワクチン接種推進基本法」の制定、もしくは「予防接種法」の抜本改革といった法的措置の必要性も盛り込んだ。
Copyright (C) 2009 株式会社じほう
【転載おわり】
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ゆうあいクリニックは、多くの病院からがんの疑いのある患者さん、がんと診断された患者さん、がんの治療後の患者さんをご紹介いただいてPET検査をし、ご紹介元の病院にレポートをお返しするという、ちょっと特殊な役割を持った医療機関ですので、あらゆる種類のがんの患者さんに毎日出会います。
(健康診断目的でのPET検査も大事な仕事として毎日おこなっています。こちらは健康保険は使えませんが。)
胃がんの原因となるピロリ菌、子宮頚がんの原因となるハイリスクHPVなど、診断も対策も簡単にできるものについては、ぜひ多くの方に知っていただき、がんを防いだり、早期発見したりしていただきたいなと願っています。
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HPV(ヒトパピローマウイルス)、特にハイリスクHPVといわれるウイルスに感染することが子宮頚がんの原因であること、子宮細胞診と一緒にこのハイリスクHPVを調べることによって子宮頸がんの早期発見やリスク診断ができることは、このブログでも何回か書いてきました。
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HPVワクチンの早期の承認と公費負担制度の導入によって、多くの女性が子宮頚がんの悲劇から救われる日が来ることを願います。
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【転載はじめ】
千葉・銚子市長が失職へ=病院休止に住民反対
千葉県銚子市立総合病院の休止を決めた岡野俊昭市長に対する解職請求(リコール)の賛否を問う住民投票が29日行われ、解職賛成が有効投票の過半数に達する見通しとなり、リコール成立が確実になった。同市長は失職する。地域医療を支える公立病院の診療休止に不安を募らせた住民が、反対の意思表示をした。50日以内に出直し市長選が行われる。
出直し選への対応について、岡野市長は「支援者の支援があれば立候補したい」と述べた。
岡野市長は2006年7月、市立総合病院の存続を掲げて初当選。就任以来、同病院の経営支援に40億円を投じたが、医師不足も加わって経営改善の見通しが立たず、昨年9月末、市財政逼迫(ひっぱく)を理由に病院運営を休止した。(2009/03/29-23:21)
【転載おわり】
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自治体病院の7割が赤字だといいます。
巨額の財源を投入しても病院経営の建て直しはかなわず、やむを得ず病院を休止したらリコール・・・ですか。
市長さんの苦しい立場も、病院がなくなることによる住民の皆さんの不安もよく理解できるだけに、なんとも苦しい問題ですね。
今後も多くの自治体で同じような問題が起こってくるのでしょう。
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私も勤務医の頃は当直週3回、一日平均睡眠時間3時間なんていうことはざらでしたが、若さと(笑)やりがいがあったから続けられたように思います。
全力を尽くして診療にあたっても、万一結果が悪ければ逮捕、訴訟なんていうことが当たり前になってきた昨今です。
それでは「萎縮診療」があたりまえになり、医師は体力的に余裕が持て、リスクの少ない仕事を選ぶようになります。
結果として(ボランティア的勤務で支えられていた)医師の総労働時間が減少し、全国的に医師不足に陥ります。
また、じりじりと減らされる診療報酬も経営環境を悪化させます。
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住民/行政/医療機関のすべてにハッピーな政策は残念ながら見つからないのではないでしょうか?
・医療への予算配分を増やし、医師も増やす。その分増税か他の予算の削減でまかなう。(キューバなど)
・医療へのアクセス制限を設け、低予算で医療を運用できるようにする。(イギリス、北欧など)
・私的保険や自費診療をを拡充し、そのランクによって受けられる医療の量と質に差をつける。(アメリカなど)
というようないずれかの方向、あるいはこれらをミックスした日本の医療のあり方を行政が提示し、国民がそれを選択しなければいけない日がいずれ来るのではないでしょうか。
大変難しい問題ではありますが、そろそろ目を背けていられない時期に来ていると思います。
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このあいだ、仕事でJTの本社ビルに行きました。
入った瞬間、なんだか違和感があるなと思ったら、1Fのロビーのあちこちに喫煙所があって、モクモクと煙が立ち込めているのでした。
最近のオフィスビルとしては大変珍しい光景です。さすがJT本社♪
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喫煙に関しては、ここ10年ほどで環境が激変しました。
私たちが小学生の頃は、先生が教室でタバコを吸っていたものです。
しかし、1999年に飛行機内が完全禁煙になったのをはじめ、公共の場所での喫煙がどんどん制限されるようになって来ました。
かく言う私も、20歳から30歳までの10年間、1日1箱くらいのタバコを吸っていた時期があります。
内科医になって、肺気腫の患者さんをたくさん見て怖くなり、腰の椎間板ヘルニアの手術をするのをきっかけに禁煙を決意、手術前に「生涯最後のタバコ」を吸って禁煙しました。
当時はニコチンガムもニコチンパッチもチャンピックスもなかったですが、手術後10日ほどベットに縛り付けられている間に離脱症状はやり過ごしてしまい、禁煙に成功しました。
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それでもまだ日本は、
1位 ギリシャ
2位 ハンガリー
3位 クウェート
4位 日本
5位 スペイン
というくらいに喫煙率が高いのだそうですが、それでも「タバコを吸わない人、副流煙を嫌う人」がある一定割合を超えたことから、愛煙家の皆様にはお気の毒ですが、急激に「タバコを吸える環境」の制限が始まってきたものと推測されます。
JTがどう言おうと、タバコが健康に良いはずはないのですが、これ以外にも健康に関して「多数派」が生まれた瞬間、大きな流れが始まるのかもしれません。
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がんの診断を仕事にする者としては、安価で安全ながん検診、例えば、
・大腸がん発見のための便潜血検査
・子宮頸がん発見のための子宮細胞診
・乳がん発見のためのマンモグラフィー/超音波検査
などを受診する方がいつか「多数派」になっていただければ、今起こっている不幸はずいぶん減るのではないかと期待しています。
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お医者さんがかっこよくヘリコプターで飛ぶドラマがTVで放映されています。
妻はこのドラマが大好きでわざわざビデオまで撮っています。
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私は個人的には医療系のTVドラマは見ないのですが、つい目に入ってしまうといろいろとツッコミたくなってしまいます。
TV上の演出と言えばそれまでですが、ちょっとの間に、子宮から大出血した妊婦さんの枕元で「これでは子供は助からないから諦めるしかない!」と叫んでみたり、大動脈破裂をした患者さんの目の前で、「このままではあと2~3時間しか持たない!」と慌てて見せたり、ツッコミどころ満載です。
あのー、これ全部患者さん聞いてるんですけど、と思いますが皆様いかがお感じですか?
(ついでですが、瀕死の患者さんの枕元で遺産の話とかをされるご家族も実際にいらっしゃいますが、ぜひ控えていただきたいといつも感じていました。そんな話を聞きながら亡くなる患者さんの心情を考えると私は堪えられません。同様に「あとどのくらい持ちますか」なんて言う質問もぜひベットサイドではなさらないようにお願いします。答えようがありませんから・・・。)
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TVドラマの中で点滴が間違っていたり、医療用語の使い方がちょっと違ったりなんていうことはご愛敬ですが、こうした無神経な番組を大金かけて作って放映するところに、まだまだ未成熟なマスコミの姿を感じます。
最近はさすがに「患者のたらい回し」と言う言葉を使わなくなった放送局もありますが、それでも大勢はまだ「たらい回し」です。
こういう方は、自分がタクシーに乗りたいときに、「空車」でなく「賃走」のタクシーの前に立ちはだかって、「まだ座るところがあるだろう、乗せろ!」と言うのでしょうか?
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問題を抱えた医療インフラの改善には、医療者、行政、患者さん、マスコミの4者のそれぞれが同じ方向を向いて謙虚に学びあい、軌道修正をしてゆくことが必要だと思います。
今までの医療者のあり方にももちろん問題があったと思いますが、大きな影響力を持つ方ほど、よくよく考えた仕事をしていただきたい、と常々感じています。
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定期購読しているわけではないのですが、たまたま今朝(12/31)の東京新聞を読んでいたら、
『本国「お寒い」医療 増えるロシア人患者』
というタイトルで、ロシアからわざわざ日本の首都圏まで検査や治療を受けにくる人が増えている、という内容の記事があり、そのなかで「ゆうあいクリニック(横浜市)の片山敦理事長(43)は・・・」というコメントが載っていました。
いきなり自分の名前があるとちょっと驚くものです。(笑)
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確かにちょっと前に、「以前はロシア極東の患者さんは北海道の病院にかかることはあってもなかなか首都圏には来ませんでした。最近はゆうあいクリニックさんも含め首都圏に来る患者さんが増えているようですがどうしてでしょう?」という質問を受けた覚えがありますがすっかり忘れていました。
記事によると、サハリン全体でMRIの装置が1台しかないなど、急激に拡大する経済に対して医療インフラの整備が遅れているのだそうです。
先ほどの記者さんの質問には、「首都圏は人口が密集していますから医療機関の数も多く、いろいろなニーズに対応できるからではないでしょうか?」という当たり前の返事をしたのですが。
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シンガポールやタイなどで、主として英語圏に留学して戻ってきた医師などの医療スタッフを配置して、英語圏の外国人を専門に受け入れる医療機関ができているという話は聞いていました。
アメリカの異常に高い医療費を考えれば、アジアでアメリカ並みの医療が安く受けられるというのは悪い話ではありませんし、これからも増えてゆくのでしょう。
ゆうあいクリニックは検査専門の施設ですので、日本語がまったく話せないゲストがいらしても、通訳の方がいて、検査に付き添っていただき、結果レポートを翻訳してくださればそう支障はありません。
実際そのロシア人のゲストの方々もそうした方法で受け入れています。
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しかし、当たり前ですが人間はモノではありませんから簡単に輸入したり輸出したりはできません。
病状や治療方法の説明、医療者と患者さんの信頼関係の構築、亡くなりゆく患者さんへのケアなどなど、ことばが重要な役割をする場面は多々あります。
命に対する考え方にも国民性や文化的背景によってずいぶん違いがあります。
過渡的な現象として患者さんが行き来するのはともかく、医療インフラは、国の責任で、国民のために整備するのが本当にあるべき姿なのではないか、と感じました。
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最近ある病院で、本来サクシゾン(副腎皮質ステロイド・抗炎症薬)を投与すべき患者さんに誤ってサクシン(筋弛緩薬)を点滴してしまい、患者さんが亡くなるという事故がありました。
まずは亡くなった患者様とご家族に心より哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りしたいと思います。
今回は処方した医師、調剤した薬剤師、投与した看護師の誰もが間違いに気づかなかったということになります。
サクシンとサクシゾンについては、私が研修医のときにも「間違いやすい薬品名」として何度も繰り返して教わった経験があります。
そもそもどちらかの薬品名を変えるということはできなかったのでしょうか?
サクシゾンには、同成分の「ソル・コーテフ」という薬品もありますので、間違い防止のためにあえてこちらのみを採用している病院もあります。
とはいえ、この事故についてはニュースで見ただけですので軽々に論じることはできません。事故の原因究明と今後の再発を防ぐ対策を強く願わざるを得ません。
また、自分たちの施設でも同様な事故が起きる可能性がないか慎重に再度チェックしたいと思います。
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飲み薬でも紛らわしいものがいくつもあります。
厚労省の旗振りで、医薬分業もすっかり定着してきました。
院内処方だと開業医が薬価差益(仕入れ価格と販売価格の差)で儲かるのでけしからんという、医療そのものとはあまり関係ない思惑も作用していたのでしょう。
医薬分業はメリットもたくさんありますが、処方した医師と調剤した薬剤師の間の情報が、処方箋1枚だけに限定されるというのは心もとないと思うことも間々あります。
処方箋は全国どこの調剤薬局に持って行っても有効ですし、そもそも処方医が「この薬局に持っていってください」という誘導をすることは禁じられています。
処方箋には薬品名と日数、飲み方しか書いてありませんので、処方した医師が意識した病名、使用目的は薬剤師さんにはまったく伝わりません。
良し悪しは別として、現在の日本の「医薬分業」とはそういう仕組みなのです。
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たとえば、こんな薬があります。
アリセプト(適応:アルツハイマー病など)3mg,5mg,10mg
アルマール(適応:高血圧、本態性振戦など) 5mg,10mg
アマリール(適応:糖尿病) 1mg,3mg
たとえば普段アリセプトを処方されているアルツハイマー病の患者さんに医師が誤って、
(1)「アルマール(5mg) 1錠 朝食後 30日分」という処方箋を手渡して、患者さんがいつもと違う薬局に持ってゆき、あまり説明を聞かずに薬を受け取って飲んでしまったら、低血圧でふらついてしまうかもしれません。
(2)「アマリール(3mg)錠 朝食後 30日分」という処方箋を受け取った患者さんが、薬局で「血糖値を下げるお薬ですね」といわれて薬をもらい、「そういえば自分もちょっと血糖が高いのかな」とそのまま飲んでしまったら低血糖発作を起こしてしまいかねません。
最近は電子カルテも増えてきましたが、電子カルテは薬品リストから目的の薬品を選ぶ形式のものが多いので、手書き処方箋ではありえなかった事故もありうるのです。
先ほどのサクシンも電子カルテでの事故のようです。
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医師をはじめとした病院やクリニックのスタッフ、処方箋で調剤する薬剤師が、プロとして細心の注意で正確な仕事をしなければいけないのは当然のことではありますが、患者さんの側でも、
・自分の薬についていつも注意を払う
・不明なことがあれば遠慮なくたずねる
・なるべく同じ医療機関、同じ調剤薬局を利用する
・お薬手帳をかならず毎回出す
といったことを習慣にしていただければと願います。
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自宅でPCに向かいながら仕事をしているときは、PCにインストールしたiTunesで音楽をかけながら、ということもよくあります。今もそうです。
デスクトップの両脇にはお気に入りのBOSEのモニタースピーカーです。
小さいながらも素晴らしい音で、とても快適です。
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最近はコブクロを聞いていることが多いでしょうか。
中でも「蕾」は大好きで、仕事そっちのけで聞き惚れて泣いていることもしばしば・・・。(笑)
あとは「永遠にともに」でしょうか。
「蕾」は若くして亡くなった小渕さんのお母さんのエピソードをもとにした実話のようです。
「散りぎわにもう一度開く花びらはあなたのように、聞こえない『頑張れ』を握った両手でくれた」なんていうフレーズは涙なしでは聴けません。
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ご病気をもつ患者さんとご家族には、それぞれそんな涙なしでは語れないストーリーがあるのだと思います。
しかし、病院の外来ではそれを3分で片付けなければいけない事情もあります。
患者さんも、ご家族も、担当されるドクターも本当に辛く、お気の毒のことと思います。
誰にとっても、何よりも大切な「命」について、もっとゆっくり、納得のゆくまで考え、話し合うことができるような環境を作るにはどうしたらいいのか、「蕾」を聞くたびに考えてしまいます。
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よく「うちはがん家系で・・・」と心配される方がいらっしゃいます。
2人にひとりががんになる時代ですから、ご家族にかんを患われた方がいても「がん家系」と必要以上に心配する必要はありません。
しかし、遺伝が関係すると考えられているがんもいくつかあります。
・大腸がん(結腸がん・直腸がん)
・乳がん
・卵巣がん
・スキルス胃がん
などが代表的です。
癌研究会のサイトより「がんと遺伝の関係性について」↓
http://www.jfcr.or.jp/gan_knowledge/heredity.htmlもちろんこれらのがんのすべてが遺伝するわけではありませんが、血のつながったご家族にこれらのがんの患者さんがいらっしゃる場合は、やはり注意して早期発見・早期治療をされるに越したことはありません。
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横浜市の公式サイトより「がん検診」↓
http://www.city.yokohama.jp/me/kenkou/14594.html・大腸がん検診(便潜血検査)・・・40歳以上/600円/毎年
・乳がん検診(視触診とマンモグラフィー)・・・40歳以上/1370円/2年毎
・胃がん検診(バリウム検査)・・・40歳以上/3140円/毎年
※制度は自治体によって違いますのでご確認ください。
自治体にも予算がありますのでこれらで充分とは言えませんが、この金額でかなり精度の高い検診が受けられるわけですから、ぜひご利用いただきたいと思います。
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卵巣がんに関してはあまり公費検診がありませんが、婦人科で超音波検査を行うことによって発見できることもあります。
ここカラダより「子宮がん・卵巣がん検診」↓
http://dock.cocokarada.jp/theme11/column/01.html超音波で疑わしい場合はMRIやPETの検査でさらに精密に調べることができます。
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私たちも仕事上がんの患者さんと多く接する機会があります。
ご家族と同じがんを患われ、大変な思いをされている患者さんを見るにつけ、「もっと気をつけてくださっていれば・・・」と残念な気持ちになることもよくあります。
必要以上にがんを怖がることなく、むしろ安心して毎日を過ごしていただくために、こうした情報がお役に立てば嬉しいです。
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私は医療系のドラマはほとんど見ないんですが、たまたま昨日妻が「みゅうの足(あんよ)パパにあげる」というドラマを見ているところに通りかかって、気になるシーンがありましたので取り上げます。
(ドラマはきっと良いお話しなんでしょうが、一部だけ取り上げてすみません)
難病におかされた主人公は、主治医から、高価な薬(1本3万円くらいする免疫グロブリンという薬のことだと思われます)による治療を勧められます。
ただし、医師はこの治療を「毎月150万円、自己負担は45万円ですが、どうしますか?」と告げるのです。
主人公とその妻は、その金額に呆然とし、自暴自棄になってしまいますが・・・。
くらいなところで私はやりかけていた仕事(洗濯)に戻りました。
===
高額療養費という制度があります。
社会保険庁のサイト↓
http://www.sia.go.jp/seido/iryo/kyufu/kyufu06.htm【転載はじめ】
重い病気などで病院等に長期入院したり、治療が長引く場合には、医療費の自己負担額が高額となります。そのため家計の負担を軽減できるように、一定の金額(自己負担限度額)を超えた部分が払い戻される高額療養費制度があります。
ただし、保険外併用療養費の差額部分や入院時食事療養費、入院時生活療養費の自己負担額は対象になりません。
被保険者、被扶養者ともに1人1か月の自己負担限度額は所得に応じて、次の計算式により算出されます。
<中略>
70歳未満の方 医療費の自己負担限度額(1か月あたり)
一般 80,100 円+(総医療費-267,000 円)×1%
【転載終わり】
一般というのは、住民税が非課税の世帯と、賞与を除く年収が654万円を超える世帯以外をいいます。
多くの世帯がこのレンジに入ることでしょう。
===
たとえば、この薬代以外の医療費がかからなかったとして、医療費が150万円の場合の自己負担は、
80,100+(1,500,000-267,000)×0.01=92,430
もし仮に、入院などを含め、月の医療費が1000万円かかったとして、
80,100+(10,000,000-267,000)×0.01=177,430
どちらももちろんそれなりに重い金額ではありますが、少なくとも45万円よりははるかに低いことは確かです。
これらの制度は年々変わっていますが、少なくともこのドラマの原作が書かれたときも今も、健康保険にさえ入っていれば高額療養費の恩典は受けられたはずなのです。
ドラマの構成上やむを得ないのかもしれませんが、誤った情報はいけません。
しかも、この制度には「年額の上限が89万円」というオマケまでついているのです。
健康保険の適用される診療であれば、毎月どんなに高価な治療を受けようとも月平均の負担は7万4千円ちょっとです。
繰り返しますが、これが患者さんにとってはとても重い金額であることは承知しています。
こうした患者さんをもっとサポートできる仕組みが必要だとも思います
しかし、日本が世界的にも医療費の自己負担額が低い国に属することは間違いないと思います。
カナダでは医療費は無料ですが、消費税は15%です。
アメリカでは個人の破産の原因の第一位は「医療費」だそうです。
===
日本の医療制度を守り、もっとよくしてゆくために、いろいろな立場の人がいろいろなことを考え、実践してゆかなければなりません。
一度に数百万人以上の人にメッセージを伝えることのできるテレビの役割と責任はとても大きいと思います。
病気で苦しんでいらっしゃる方、病気の心配をされている方に、さらに誤った医療費の心配をさせてはいけません。
毎日毎日たくさんの番組を送り出すのは大変でしょうが、ぜひ正確な情報提供をお願いしたいと切に思います。
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